3Dパース制作ソフトの選び方とおすすめ比較|建築・インテリア向けツールの特徴を解説
2022年08月15日
カテゴリ: コラム
3Dパース制作ソフトの選び方とおすすめ比較|建築・インテリア向けツールの特徴を解説
建築やインテリアのプレゼンテーションにおいて、3Dパースはプロジェクトの成否を分ける重要な要素です。クライアントに対して完成イメージを視覚的に伝えるためには、適切な3Dパースソフトの選定が欠かせません。しかし、市場にはBIMソフトからレンダリング特化型まで多種多様なツールが存在し、どれを選ぶべきか迷うケースも多いでしょう。本記事では、3Dパース制作に関わるプロフェッショナルや導入を検討されている方に向けて、主要なソフトの特徴や選び方の基準を詳しく解説します。また、高品質なビジュアライゼーションを実現するNIWARTの視点から、ソフト選びのポイントを深掘りします。
目次
3Dパースソフトの主な種類と役割
3Dパースを制作するためのソフトウェアは、大きく分けて「モデリングを行うソフト」と「画像を生成するレンダリングソフト」の2つの役割があります。制作の目的やワークフローに応じて、これらを組み合わせて使用することが一般的です。
モデリングソフト(3DCAD・BIM)
モデリングソフトは、建物や家具の形状を3次元空間に作成するためのツールです。建築業界では、単なる形状作成だけでなく、図面情報と連動するBIM(Building Information Modeling)ソフトの活用が主流となっています。BIMソフトを使用することで、設計変更がパースに即座に反映されるため、業務効率が大幅に向上します。
レンダリング専用ソフト
レンダリングソフトは、モデリングされたデータに対して光(照明)や質感(テクスチャ)を設定し、写真のようなリアルな画像を出力するためのソフトです。近年では、操作した結果がリアルタイムで画面に反映される「リアルタイムレンダラー」の普及により、制作時間が大幅に短縮されています。
おすすめの3Dパースソフト比較
現在、多くの設計事務所やデザイン会社で利用されている主要な3Dパースソフトの特徴を詳しく見ていきましょう。
SketchUp(スケッチアップ)
直感的な操作性が最大の特徴であり、初心者からプロまで幅広く支持されています。プッシュ/プル機能により、紙に絵を描くような感覚でモデリングが可能です。プラグインが豊富で、V-Rayなどのレンダラーと組み合わせることで、非常に高品質なパースを作成できます。
Revit(レビット) / Archicad(アーキキャド)
これらはBIMソフトの代表格です。設計実務とパース制作を一体化したい場合に最適です。図面を作成しながら同時に3Dモデルが構築されるため、整合性の高いプレゼン資料を迅速に作成できます。ただし、フォトリアルな表現を追求する場合は、外部のレンダリングソフトへ書き出すフローが一般的です。
Twinmotion / Lumion
建築ビジュアライゼーションに特化したリアルタイムレンダリングソフトです。直感的なインターフェースで、樹木や人物、天候などの環境設定を素早く行えます。静止画だけでなく、高品質な動画アニメーションも短時間で制作できるため、WebサイトでのプロモーションやSNS活用にも適しています。
3ds Max / Blender
これらはハイエンドな3Dモデリング・レンダリングソフトです。3ds Maxは建築ビジュアライゼーションの業界標準として長年君臨しており、複雑な形状や高度な質感表現が可能です。Blenderはオープンソースで無料ながら、有料ソフトに匹敵する機能を備えており、近年急速に普及しています。学習コストは高いものの、表現の幅は無限大です。
3Dパースソフトを選ぶ際の基準
自社に最適なソフトを選ぶためには、単なる機能比較だけでなく、運用面を考慮する必要があります。
PCスペックと動作環境の確認
3Dソフト、特にレンダリングソフトは非常に高いPCスペックを要求します。グラフィックボード(GPU)の性能が作業効率に直結するため、導入前に推奨環境を必ず確認してください。特にノートPCで運用する場合は、排熱や処理能力の限界に注意が必要です。
他のCADソフトとの互換性
普段使用している2D CADやBIMソフトから、データをスムーズに移行できるかどうかが重要です。ファイル形式(.dwg, .ifc, .fbxなど)の互換性が低いと、データの修正作業に膨大な時間がかかってしまいます。
習得難易度とサポート体制
高機能なソフトほど操作が複雑になる傾向があります。スタッフのスキルレベルや、学習に割ける時間を考慮しましょう。ユーザーコミュニティが活発なソフトや、日本語のチュートリアルが充実しているソフトを選ぶと、トラブル発生時にも解決が早くなります。
高品質なパース制作を効率化する選択肢
自社でソフトを導入し内製化を進めることは、細かな修正への対応速度を高めるメリットがあります。一方で、コンペティションや重要なプレゼン、Web広告用の広告用画像など、極めて高いクオリティが求められる場面では、プロの制作会社へ外注することも有効な戦略です。NIWARTでは、最新の3Dソフトと技術を駆使し、フォトリアルな静止画からVR、アニメーションまで、建築の魅力を最大限に引き出すビジュアライゼーションを提供しています。ソフトの選定や内製化のコストに課題を感じている場合は、外注による品質向上を検討してみてください。
まとめ
3Dパースソフトには、操作性に優れたSketchUpから、設計と連動するRevit/Archicad、そして圧倒的な表現力を誇る3ds Maxまで、多様な選択肢があります。まずは、自社の現在のワークフローと、目指すべきアウトプットの質を明確にすることが第一歩です。適切なツールを選定し、必要に応じてNIWARTのような専門家と連携することで、プロジェクトの価値をより効果的に伝えることができるようになります。
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この記事を書いた人

安田良平
「お客様目線でのサービス提供」がモットーのエクステリアプランナー。
お客様の生活スタイルに合わせたより良いエクステリアの提案、
施工を行っております。
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