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高麗芝と姫高麗芝の違いを比較|お庭に最適な種類を選ぶための判断基準

2022年06月03日

カテゴリ: コラム

高麗芝と姫高麗芝の違いを比較|お庭に最適な種類を選ぶための判断基準

日本のお庭で最も親しまれている芝生といえば、日本芝の一種である高麗芝(コウライシバ)です。その中でも、さらに葉が細く美しい「姫高麗芝(ヒメコウライシバ)」との違いに悩まれる方は少なくありません。NIWARTでは、多くのお客様から「どちらを植えるのが正解か」というご相談をいただきます。見た目の美しさを優先するのか、それとも手入れのしやすさを重視するのかによって、選ぶべき芝生は大きく異なります。本記事では、造園・外構のプロの視点から、高麗芝と姫高麗芝の具体的な違いと、失敗しない選び方を解説します。

目次

高麗芝と姫高麗芝の主な違い

高麗芝と姫高麗芝は、どちらも「シバ属」に分類される日本芝です。最大の違いは、葉の細さと成長スピードにあります。一般的に、姫高麗芝は高麗芝をより繊細に改良した品種と捉えられています。それぞれの特性を理解することで、お庭の目的に合わせた選択が可能になります。

葉の幅と密度による見た目の差

高麗芝の葉の幅は約3〜4mm程度ですが、姫高麗芝は約1.5〜2mmと非常に細いのが特徴です。葉が細い分、姫高麗芝は密度が高まりやすく、絨毯のような滑らかな質感に仕上がります。ゴルフ場のグリーンに近い美しさを求めるのであれば、姫高麗芝が適しています。一方で、高麗芝は葉がやや太いため、自然で力強い印象を与えます。

成長速度とメンテナンス頻度の違い

姫高麗芝は高麗芝に比べて成長が早い性質を持っています。そのため、美しい状態を維持するには頻繁な芝刈りが必要です。夏場の最盛期には、姫高麗芝は週に1回程度の作業が求められるのに対し、高麗芝は2週間に1回程度で済む場合が多くあります。管理の負担を考慮することが、長期的な満足度につながります。

踏圧や日照条件への耐性

高麗芝は踏圧に対して比較的強く、お子様が走り回るような庭にも適しています。一方で姫高麗芝は、葉が細いため過度な踏圧には少し弱い傾向にあります。日当たりに関しては、どちらも日光を好みますが、姫高麗芝の方がより多くの光量を必要とします。お庭の日照条件をWebの気象データや現地の観察で事前に把握しておくことが大切です。

高麗芝の特徴とメリット・デメリット

高麗芝は、日本の気候に最も適した芝生として広く普及しています。最大のメリットは、環境適応能力の高さとメンテナンスのしやすさです。病害虫にも比較的強く、初心者の方でも扱いやすい品種といえます。価格面でも姫高麗芝より安価に流通していることが多いため、広い面積に施工する際のコストパフォーマンスに優れています。

デメリットとしては、姫高麗芝に比べると密度が低いため、雑草が隙間から生えやすい点が挙げられます。また、秋から冬にかけて休眠期に入ると茶色く変色するため、通年で緑を維持することはできません。これは日本芝共通の特性ですが、高麗芝は葉が太いため、枯れた際の色味がやや目立ちやすい側面があります。

姫高麗芝の特徴とメリット・デメリット

姫高麗芝のメリットは、何といってもその圧倒的な美しさです。密度が高いため雑草が入り込みにくく、手入れが行き届いた姫高麗芝の庭は、住宅の価値を一層高めてくれます。手触りも柔らかいため、裸足で歩いた際の感触が非常に心地よいのが魅力です。

一方、デメリットはメンテナンスの難易度です。成長が早いため、芝刈りを怠るとすぐに「軸刈り(生長点を切ってしまうこと)」のリスクが高まります。また、肥料や水の管理も高麗芝より丁寧に行う必要があり、ガーデニングに時間を割ける方向けの品種といえます。NIWARTでは、美しさを重視しつつも管理の負担を軽減したいお客様に対し、自動散水システムの導入なども併せてご提案しています。

どちらを選ぶべき?ライフスタイルに合わせた判断基準

芝生選びで失敗しないためには、お庭をどのように使いたいかを明確にすることです。以下の基準を参考にしてください。

  • 高麗芝がおすすめな方: 手入れの時間を最小限に抑えたい、子供やペットが頻繁に庭で遊ぶ、広い面積に施工したい。
  • 姫高麗芝がおすすめな方: 観賞用としての美しさを最優先したい、毎週末の芝刈りも趣味として楽しめる、ゴルフの練習を自宅で行いたい。

また、お庭の環境も重要です。周囲に建物が多く日照時間が短い場合は、どちらの品種であっても生育が難しくなるため、NIWARTでは日陰に強い人工芝や他の地被植物を選択肢に含めることも推奨しています。

美しい芝生を維持するために共通して必要なこと

高麗芝であっても姫高麗芝であっても、健全な生育には「日当たり」「水はけ」「風通し」の3要素が欠かせません。特に土壌基盤の整備は、DIYでは最も困難な工程の一つです。水はけが悪い土壌に芝生を植えてしまうと、根腐れや病気の原因となり、数年で枯れてしまうこともあります。

プロの施工では、床土の入れ替えや勾配の設定を行い、芝生が長く定着する環境を整えます。NIWARTでは、お客様のお庭の土質を調査し、最適な品種の選定から下地作りまで一貫してサポートを行っております。芝生の健康を維持するための定期的な目土(めつち)入れやエアレーションの方法についても、施工後に詳しくアドバイスいたします。

まとめ

高麗芝と姫高麗芝には、葉の細さや成長スピードといった明確な違いがあります。メンテナンスのしやすさを取るなら高麗芝、圧倒的な美しさを追求するなら姫高麗芝が最適です。どちらを選んでも、正しい下地作りと適切な手入れがあれば、お庭を緑豊かな癒やしの空間へと変えてくれます。ご自身のライフスタイルに合った芝生を選び、理想のお庭を実現しましょう。選択に迷われた際は、ぜひNIWARTまでお気軽にご相談ください。

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  • NIWARTのサービス一覧 – お庭の設計から施工、メンテナンスまでトータルでサポートします。
  • 施工事例 – 高麗芝や姫高麗芝を用いた実際のお庭の仕上がりをご覧いただけます。
  • お問い合わせ – 芝生の選定や植栽に関するご相談はこちらから承ります。

この記事を書いた人

代表 / エクステリアプランナー
安田良平

「お客様目線でのサービス提供」がモットーのエクステリアプランナー。

お客様の生活スタイルに合わせたより良いエクステリアの提案、
施工を行っております。

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