防草シートの種類と選び方をプロが解説|庭の雑草対策に最適な素材とは
2022年05月03日
カテゴリ: コラム
防草シートの種類と選び方をプロが解説|庭の雑草対策に最適な素材とは
庭の雑草対策として最もポピュラーな防草シートですが、いざ購入しようとすると、その種類の多さに驚く方も少なくありません。不織布や織布といった構造の違いから、ポリプロピレンやポリエステルといった材質の違いまで、それぞれの特徴を理解せずに選んでしまうと、数年で雑草が突き抜けてしまうこともあります。本記事では、NIWARTの視点から、防草シートの種類ごとの特徴と、失敗しない選び方のポイントを詳しく解説します。
目次
- 防草シートの主な構造(不織布・織布)の違い
- 材質による耐用年数と特徴の比較
- 使用目的別に最適な防草シートを選ぶポイント
- 防草シート選びでよくある失敗例と対策
- NIWARTが提案する長く美しい庭づくりのための雑草対策
- まとめ
防草シートの主な構造(不織布・織布)の違い
防草シートを大きく分けると「不織布(ふしょくふ)」と「織布(しょくふ)」の2種類が存在します。この構造の違いは、防草効果の持続期間に直結する重要な要素です。
耐久性と遮光性に優れた「不織布タイプ」
不織布は、繊維を絡み合わせてシート状にしたものです。繊維が複雑に重なっているため、隙間がほとんどなく、遮光性が非常に高いのが特徴です。また、強度の高い不織布はスギナやチガヤといった貫通力の強い雑草も抑え込むことができます。長期的な防草効果を求める場合や、人工芝の下に敷く場合には、高品質な不織布タイプが推奨されます。
コストパフォーマンスを重視するなら「織布タイプ」
織布は、平たいテープ状の繊維を縦横に織り込んだシートです。安価で手に入りやすいため、広大な土地の仮設的な防草に向いています。しかし、繊維の隙間から雑草が顔を出したり、織り目が広がって日光が透過しやすかったりするデメリットがあります。また、ハサミで切った部分からほつれやすいという性質もあるため、施工時には注意が必要です。
材質による耐用年数と特徴の比較
防草シートの寿命を左右するのが、素材となる樹脂の種類です。主に「ポリエステル」と「ポリプロピレン」の2つが使われています。
紫外線に強い「ポリエステル」
ポリエステル製の防草シートは、熱や紫外線に対して非常に高い耐性を持っています。そのため、砂利を上に被せない「剥き出しの状態」で施工する場合でも、劣化のスピードが比較的緩やかです。長期にわたって庭を美しく保ちたい場合には、ポリエステル製の厚手のシートが適しています。
酸やアルカリに強い「ポリプロピレン」
ポリプロピレンは、ポリエステルと比較して安価ですが、紫外線にはやや弱い傾向があります。しかし、酸やアルカリといった薬品に対する耐性が強いため、土壌の影響を受けにくいというメリットがあります。上に砂利を敷いて紫外線を遮断する状況であれば、ポリプロピレン製でも十分に長持ちさせることが可能です。
使用目的別に最適な防草シートを選ぶポイント
どの防草シートを選ぶべきかは、その上に何を置くかによって決まります。
- 砂利を敷く場合:砂利がシートを傷つける可能性があるため、ある程度の厚みがある不織布を選びます。透水性が高いものを選ぶことで、水たまりの発生も抑えられます。
- 人工芝を敷く場合:人工芝そのものに防草効果はないため、下に敷くシートが重要です。高密度の不織布を使用することで、人工芝の継ぎ目から雑草が生えるのを防ぎます。
- 法面や空き地に敷く場合:シートを剥き出しで使うため、強力なUV加工が施された厚手のポリエステル製が最適です。
防草シート選びでよくある失敗例と対策
最も多い失敗は、価格だけで選んでしまい、1〜2年で雑草がシートを突き破ってしまうケースです。特にチガヤや笹、スギナなどが生えている場所では、薄手の織布シートでは太刀打ちできません。事前に地面の雑草の種類を確認し、それに見合った強度のシートを選ぶことが大切です。また、透水性が低いシートを選ぶと、大雨の際に庭に水が溜まり、苔やカビの原因になることもあるため、性能表示をしっかり確認しましょう。
NIWARTが提案する長く美しい庭づくりのための雑草対策
NIWARTでは、愛知・岐阜・三重を中心にお客様の理想の庭づくりをサポートしています。防草シートの選定一つとっても、土壌の状態や日当たり、今後のメンテナンスの頻度を考慮して最適な素材をご提案します。プロによる施工は、端部の処理やピンの打ち込み密度など、DIYでは見落としがちな細部まで徹底するため、結果として長期的なコストパフォーマンスが高まります。
まとめ
防草シートには、不織布・織布といった構造の違いや、ポリエステル・ポリプロピレンといった材質の違いがあり、それぞれ適した用途が異なります。目先の価格だけでなく、耐用年数や防ぎたい雑草の種類を考慮して選ぶことが、快適な庭を維持するための近道です。最適な選択に迷われた際は、ぜひ専門家へご相談ください。
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- NIWARTの施工事例一覧 – 実際に防草対策を施したお庭の事例を多数掲載しています。
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この記事を書いた人

安田良平
「お客様目線でのサービス提供」がモットーのエクステリアプランナー。
お客様の生活スタイルに合わせたより良いエクステリアの提案、
施工を行っております。
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