御見積お問合せ TEL:0678505655

茶庭の工事を依頼する前に知っておくべき知識とNIWARTのこだわり|設計から施工後の手入れまで

2026年02月03日

カテゴリ: コラム

茶庭の工事を依頼する前に知っておくべき知識とNIWARTのこだわり|設計から施工後の手入れまで

静寂の中で心を整えるための空間である茶庭(露地)。茶道における「市中の山居」を具現化するこの庭は、一般的な造園とは異なる独自の作法や美学が求められます。自宅に本格的な茶庭を造りたい、あるいは現代の住まいに合わせたモダンな和の空間として茶庭の要素を取り入れたいと考える際、どのような点に留意すべきでしょうか。本記事では、茶庭工事の基本構成から、NIWART(ニワート)が大切にしている設計のこだわり、費用相場、そして美しさを維持するためのメンテナンスまで詳しく解説します。

目次

茶庭(露地)の基本構造と役割

茶庭は、茶室へと至るまでの「路地」を語源としており、日常の喧騒を離れ、茶の湯の精神世界へと入るための境界線としての役割を担います。NIWARTでは、単なる鑑賞用ではなく、茶を嗜む方の所作を考慮した動線設計を最優先にしています。

内露地と外露地の違い

本格的な茶庭は、待合(まちあい)から中門(ちゅうもん)を境に、外側の「外露地」と内側の「内露地」に分かれます。外露地は客が心を落ち着かせる準備の場であり、内露地は茶室へ向かう高揚感と静寂が交差する聖域です。敷地の広さに制約がある現代住宅においては、これらを一つの空間に凝縮した「一重露地」の形式が多く採用されます。NIWARTは限られたスペースであっても、奥行きを感じさせる視覚効果を駆使し、理想的な空間構成を実現します。

茶道の流派による意匠の差異

茶庭の工事において欠かせないのが、お施主様の嗜む流派の確認です。表千家、裏千家、武者小路千家など、流派によって蹲の高さや飛石の配置、竹垣の種類に至るまで細かな作法が異なります。NIWARTは各流派の伝統に基づいた専門知識を持ち、作法を妨げない機能美を備えた茶庭を施工します。

茶庭工事を構成する主要な要素

茶庭には、欠かすことのできない「役目」を持った要素がいくつか存在します。これらが調和することで、茶庭特有の緊張感と安らぎが生まれます。

蹲(つくばい)と役石の配置

手を清めるための蹲は、茶庭の最も重要な中心点です。水鉢を中心に、前石(まえいし)、手燭石(てしょくいし)、湯桶石(ゆおけいし)といった役石を正確に配置します。石の選定一つで庭の格が決まるため、NIWARTでは産地や表情を厳選した石材を使用し、お施主様の住宅の雰囲気に馴染む一点物を提案します。

飛石と延段(のべだん)の重要性

茶庭を歩くための飛石は、単なる通路ではありません。歩く速度を調整し、目線を誘導する役割があります。歩きやすさと美しさを両立させるためには、石の高さや間隔、角度をミリ単位で調整する職人の技術が求められます。NIWARTでは、熟練の職人が石の「顔」を見極め、一歩一歩の感覚を大切にした施工を行います。

灯篭と植栽が作る陰影

茶庭における灯篭は、夜の茶会における明かり取りであると同時に、昼間の風景におけるアクセントとなります。また、植栽は常緑樹を主体とし、季節の移ろいを感じさせつつも派手さを抑えた「わび・さび」を感じる選定が求められます。NIWARTは、剪定のしやすさも考慮しながら、時間の経過とともに深みを増す植栽計画を立案します。

NIWARTが提案する茶庭工事のこだわり

NIWARTは伝統を重んじつつも、現代のライフスタイルに寄り添った茶庭づくりを得意としています。

住環境に調和する「現代の露地」

近年の住宅事情では、広い土地を確保することが難しくなっています。しかし、マンションの専用庭やベランダ、住宅の僅かな隙間であっても、茶庭の精神を取り入れた「坪庭風の茶庭」を造ることは可能です。NIWARTでは、現代建築のシャープなラインと、伝統的な和の素材を融合させたデザインを提供し、暮らしの中に溶け込む癒しの空間を創出します。

経年変化を愉しむ素材選び

完成した瞬間がピークではなく、10年後、20年後に苔が乗り、石が馴染んだ姿が最も美しい。それがNIWARTの目指す庭づくりです。安易な化学素材に頼らず、自然の石、木、竹、土を使い、時の流れを味方につける素材選びを行っています。

茶庭工事の費用相場と工期の目安

茶庭の工事費用は、使用する石材の種類や、蹲の規模、竹垣の長さなどによって大きく変動します。一般的に、3坪程度の坪庭的な茶庭であれば、50万円から150万円程度が一つの目安となります。本格的な内露地・外露地を備えた構成では300万円を超えるケースもございます。工期については、小規模なもので1週間から2週間、大規模な作庭では1ヶ月から2ヶ月程度を要します。NIWARTでは、ご予算に合わせた段階的な施工や、既存の庭のリフォームも承っております。

茶庭の美しさを保つためのメンテナンス

茶庭は「育てる」庭です。特に苔の管理や、竹垣の定期的な交換、植栽の剪定は欠かせません。NIWARTでは、工事完了後も定期的なメンテナンスサービスを提供しています。季節ごとの手入れや、劣化が目立ちやすい竹垣の補修など、お施主様が長く茶庭を愉しめるようサポート体制を整えています。

まとめ

茶庭(露地)の工事は、伝統的な作法への深い理解と、現代の住環境を捉える柔軟な設計力が不可欠です。蹲の配置から飛石の一打に至るまで、NIWARTはお施主様の想いを形にするための対話を大切にしています。茶室へのアプローチとして、あるいは日常の癒しとして、理想の茶庭づくりを検討されている方は、ぜひ一度NIWARTへご相談ください。一級造園技能士をはじめとする専門スタッフが、唯一無二の空間づくりをお手伝いいたします。

関連記事

この記事を書いた人

代表 / エクステリアプランナー
安田良平

「お客様目線でのサービス提供」がモットーのエクステリアプランナー。

お客様の生活スタイルに合わせたより良いエクステリアの提案、
施工を行っております。

類似したのブログ

LINEで問合せ

お気軽にお問合せ下さい。
10:00~19:00(水曜定休日)

TEL:06-7850-5655

メールでお問合せ
お電話で問合せ
LINEで問合せ