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竹垣の種類と特徴を解説|外構デザインに合わせた選び方のポイント

2022年09月07日

カテゴリ: コラム

竹垣の種類と特徴を解説|外構デザインに合わせた選び方のポイント

和風庭園の趣を深める要素として欠かせないのが竹垣です。竹垣は単なる目隠しや境界線としての役割だけでなく、庭全体の景観を整える重要なデザインパーツといえます。素材の質感や編み方の違いによって、重厚感のある落ち着いた雰囲気から、軽やかで開放的な空間まで幅広く演出することが可能です。近年では、天然素材の風合いを再現した耐久性の高い人工竹も普及しており、メンテナンスの手間を抑えつつ伝統的な美しさを取り入れるケースが増えています。NIWARTでは、お客様のライフスタイルや庭の用途に合わせた最適な竹垣をご提案しています。ここでは、竹垣の主な分類から代表的な種類、それぞれのメリット・デメリットについて詳しく解説します。

目次

竹垣の大きな分類(遮蔽垣と透かし垣)

竹垣は、その構造と視覚的な効果によって大きく二つのカテゴリーに分けられます。設置する目的に応じて、どちらのタイプが適しているかを判断することが大切です。

プライバシーを守る「遮蔽垣(しゃへいがき)」

遮蔽垣は、竹を隙間なく並べて向こう側が見えないようにしたタイプです。主な目的は、外部からの視線を遮る目隠しや、庭を一つの独立した空間として演出することにあります。防風効果も期待できるため、落ち着いたプライベート空間を確保したい場合に最適です。重厚感があり、伝統的な和風庭園の境界によく用いられます。

空間を緩やかに仕切る「透かし垣(すかしがき)」

透かし垣は、竹の間に隙間を設けて編み上げたタイプです。完全に視線を遮るのではなく、向こう側の景色を適度に見せることで、空間に奥行きと広がりを持たせる効果があります。通気性が良く、庭の内部を区切るための「中垣(なかがき)」として利用されることが多いのが特徴です。圧迫感を与えたくない場所や、風通しを重視したい箇所に適しています。

代表的な竹垣の種類と特徴

竹垣には多くの様式があり、それぞれに名前と由来があります。ここでは一般的に広く親しまれている代表的な種類をご紹介します。

建仁寺垣(けんにんじがき)

遮蔽垣の代表格ともいえるのが建仁寺垣です。割った竹を垂直に隙間なく並べ、押し縁(横に渡す竹)で押さえてシュロ縄で結びます。京都の建仁寺で最初に作られたことが名前の由来とされています。非常に格式が高く、どんな和風住宅にも馴染む普遍的な美しさが魅力です。全面的な目隠しを必要とする場所に最も選ばれる形式といえます。

御簾垣(みすがき)

御簾垣は、竹を水平に積み重ねた遮蔽垣です。平安時代の貴族が使っていた「御簾(みす)」に似ていることからこの名がつきました。横方向のラインが強調されるため、空間を広く見せる視覚効果があります。建仁寺垣に比べて少しモダンで柔らかい印象を与えるため、現代的な和モダン住宅の外構にも非常によく合います。

四ツ目垣(よつめがき)

透かし垣の中で最もポピュラーなのが四ツ目垣です。竹を格子状に組み、結び目で固定したシンプルな構造をしています。開放感があり、庭の植栽を引き立てる名脇役として重宝されます。境界を明確にしつつも、風や光を自由に通すため、狭いスペースでも圧迫感を感じさせません。

金閣寺垣(きんかくじがき)

金閣寺垣は、低い高さで設置される透かし垣の一種です。太い竹を横に渡し、その下に細い竹を立てて並べる形式が一般的です。名称は金閣寺で見られる形式に由来しています。主に通路の縁取りや、庭の中の区切りとして使われます。視界を遮らず、さりげなく空間を分ける際に効果的です。

鉄砲垣(てっぽうがき)

鉄砲垣は、竹を垂直に並べる点は建仁寺垣に似ていますが、竹の節をあえて不揃いに並べたり、竹の太さを変えたりすることで、より野趣あふれる表情を作り出す手法です。茶庭(露地)などでよく見られ、作為的すぎない自然な美しさを好む方に支持されています。

天然竹と人工竹の比較と選び方

竹垣を設置する際に検討すべき重要なポイントが、素材の選択です。天然の竹と人工の竹には、それぞれ異なる特性があります。天然竹は、設置直後の鮮やかな青竹の色から、年月を経て味わい深い枯れた色合いに変化していく過程を楽しめるのが最大のメリットです。一方で、雨風による劣化が避けられず、数年から10年程度での交換が必要になります。人工竹は、耐候性に優れた樹脂(AS系樹脂など)を使用して竹の質感を再現したものです。色あせや腐食に非常に強く、長期にわたって初期の美しさを維持できます。メンテナンス性を重視する場合は人工竹、自然の移ろいを感じたい場合は天然竹を選ぶのが賢明です。

NIWARTが提案する竹垣を取り入れた外構デザイン

NIWARTでは、単に竹垣を設置するだけでなく、建物や庭全体のバランスを考慮したトータルデザインを重視しています。例えば、コンクリート打ち放しの壁と人工竹の御簾垣を組み合わせることで、洗練されたアーバンスタイルに和の温もりをプラスすることが可能です。また、夜間のライティングによって竹の節や編み目の陰影を際立たせ、昼間とは異なる幻想的な空間を演出する手法も得意としています。お客様のご要望に合わせて、伝統的な意匠から独創的なアレンジまで柔軟に対応いたします。長く愛着を持てる外構づくりをサポートすることがNIWARTの使命です。

まとめ

竹垣の種類は多岐にわたり、それぞれが異なる表情と役割を持っています。目隠しとしての機能を優先するなら建仁寺垣や御簾垣、空間の広がりを大切にするなら四ツ目垣や金閣寺垣といったように、目的に応じた選択が重要です。また、素材についても天然竹と人工竹の特性を理解した上で選ぶことで、満足度の高い庭づくりが実現します。理想の和のデザインを形にしたいとお考えの方は、ぜひNIWARTまでご相談ください。豊富な知識と確かな技術で、理想の空間作りをお手伝いいたします。

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この記事を書いた人

代表 / エクステリアプランナー
安田良平

「お客様目線でのサービス提供」がモットーのエクステリアプランナー。

お客様の生活スタイルに合わせたより良いエクステリアの提案、
施工を行っております。

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