生垣の設置や撤去に活用できる助成金制度|対象条件と申請の注意点を解説
2022年05月22日
カテゴリ: コラム
生垣の設置や撤去に活用できる助成金制度|対象条件と申請の注意点を解説
住まいの外構を整える際、生垣の導入を検討される方は少なくありません。緑豊かな景観は街並みを美しくするだけでなく、防犯や防災の観点からも大きなメリットがあります。こうした背景から、多くの自治体では生垣の設置や、危険なブロック塀を撤去して生垣へ作り変える費用に対して助成金(補助金)を交付しています。本記事では、生垣助成金の基本的な仕組みや対象となる条件、申請の流れについて、造園のプロであるNIWARTが詳しく解説します。
目次
生垣助成金制度の概要と目的
生垣助成金とは、各自治体が都市の緑化を推進し、安全で快適な生活環境を整えることを目的として設けている制度です。近年では地球温暖化対策としてのヒートアイランド現象抑制や、地震発生時のブロック塀倒壊による被害防止を目的とした助成が目立ちます。制度の名称は「生垣設置助成金」や「接道部緑化補助金」など自治体によって異なります。返済義務のない給付金であるため、条件を満たせば施工費用を大幅に抑えることが可能です。
助成対象となる主な条件
助成金を受けるためには、自治体が定める一定の基準を満たす必要があります。細かな規定は地域によって異なりますが、一般的に共通するポイントを整理しました。
設置場所と道路の規定
多くの自治体では「道路に面していること」を絶対条件としています。これは街並みの緑化を主目的としているためで、隣家との境界や敷地の奥に設置する生垣は対象外となるケースがほとんどです。対象となる道路の種類(公道、私道など)や、道路幅員(道路の横幅)にも規定があるため、事前に確認が欠かせません。
生垣の規格(長さ・高さ・本数)
生垣の品質を保つために、以下のような数値基準が設けられていることが一般的です。
- 総延長(長さ):2メートル以上、3メートル以上など
- 樹木の高さ:0.8メートル以上、1.2メートル以上など
- 植栽密度:1メートルあたり2〜3本以上
また、使用する樹種についても、多年生であることや、地域の気候に適したものであることが求められる場合があります。
助成金の種類と支給額の目安
助成の対象は大きく分けて「植栽への補助」と「撤去への補助」の2種類があります。
新しく生垣を設置する場合
更地や古いフェンスの状態から、新たに生垣を設置する際の費用が補助されます。支給額は「1メートルあたり〇〇円」といった単価設定や、「かかった費用の2分の1(上限額あり)」といった割合設定が主流です。苗木の購入費だけでなく、植栽にかかる工賃や土壌改良費が含まれることもあります。
既存のブロック塀を撤去する場合
道路沿いの古いブロック塀や大谷石の塀を撤去し、代わりに生垣を設置する場合、撤去費用に対しても手厚い補助が出る自治体が増えています。地震による塀の倒壊リスクを減らす防災対策としての側面が強いため、通常の植栽補助よりも上限額が高く設定されている傾向にあります。
助成金を申請する際の重要なステップ
助成金利用において最も注意すべき点は「必ず着工前に申請を行う」ことです。すでに工事が終わっている、あるいは着工してしまった場合、後から申請しても受理されません。一般的な流れは以下の通りです。
- 自治体の窓口(緑化推進課など)で事前相談を行う
- 施工業者から見積書と図面を取得する
- 交付申請書を提出し、自治体による現地調査を受ける
- 交付決定通知が届いた後に契約・着工する
- 工事完了後、実績報告書と写真を提出する
- 自治体の完了検査を経て、助成金が振り込まれる
書類作成には専門的な図面や写真が必要になるため、制度に詳しい施工業者に相談することをお勧めします。
NIWART(ニワート)が提案する助成金を活用した庭づくり
NIWARTでは、単に木を植えるだけでなく、その後のメンテナンス性や住宅のデザインとの調和を考慮した生垣づくりを提案しています。助成金の対象となる条件をクリアしつつ、お客様のプライバシーを確保し、管理の手間を最小限に抑える樹種の選定をお手伝いいたします。複雑な申請手続きのサポートも行っておりますので、予算を抑えながら理想の外構を実現したい方は、ぜひNIWARTまでご相談ください。
まとめ
生垣助成金は、環境への貢献と自宅の安全性向上を同時に叶える賢い制度です。自治体によって予算枠が決まっており、年度途中で受付が終了する場合もあるため、計画を立てる際はいち早く情報を収集することが大切です。NIWARTは、生垣の設置から既存の塀の撤去、その後の剪定管理まで一貫してサポートいたします。助成金を活用した緑豊かな住まいづくりを、私たちと一緒に進めていきましょう。
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この記事を書いた人

安田良平
「お客様目線でのサービス提供」がモットーのエクステリアプランナー。
お客様の生活スタイルに合わせたより良いエクステリアの提案、
施工を行っております。
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