憧れのポタジェガーデンを自宅に。おしゃれで実用的な庭を作るための設計と植栽のポイント
2022年07月28日
カテゴリ: コラム
憧れのポタジェガーデンを自宅に。おしゃれで実用的な庭を作るための設計と植栽のポイント
「食べる楽しみ」と「観る楽しみ」を同時に叶えるポタジェガーデンは、フランスの伝統的な家庭菜園のスタイルです。単なる野菜作りにとどまらず、花やハーブを混植することで、庭としての美しさを追求できる点が大きな魅力です。NIWARTでは、お客様のライフスタイルに合わせた心地よい庭づくりを提案しています。本記事では、初心者の方でも挑戦しやすいポタジェガーデンの作り方について、設計のコツから植栽の選び方まで詳しく解説します。
目次
ポタジェガーデンの基本概念と魅力
ポタジェガーデン(Potager)とは、フランス語で「スープ用菜園」を意味します。かつてフランスの修道院や貴族の庭園で作られていた手法がルーツとされており、野菜、果樹、ハーブ、そして草花を同じ区画内に混生させるのが特徴です。
観賞用と実用性を兼ね備えた「魅せる家庭菜園」
一般的な家庭菜園は、収穫効率を重視して同じ種類の野菜を一列に並べて栽培することが多いですが、ポタジェは「デザイン性」を重視します。野菜の葉の形や色、背丈の違いを活かし、まるで花壇を作るように配置を考えます。例えば、レタスの明るい緑色と、赤紫色のキャベツやカラーリーフを隣り合わせることで、色彩豊かなコントラストが生まれます。
収穫の喜びと庭の美しさを同時に楽しむ
ポタジェの最大のメリットは、日常の家事や暮らしのすぐそばに豊かな自然を感じられることです。キッチンからすぐの場所にハーブや季節の野菜があれば、料理の際に必要な分だけを摘み取ることができます。また、季節ごとに植え替える花々が庭に彩りを添えるため、収穫時期以外も美しい景観を維持できるのがポタジェならではの良さと言えます。
失敗しないポタジェガーデンの作り方:5つのステップ
美しいポタジェを完成させるためには、事前の計画が不可欠です。植物が健やかに育つ環境を整えつつ、メンテナンスのしやすさを考慮した設計を行いましょう。
日当たりと風通しの良い場所を選ぶ
野菜の多くは、日光を好みます。1日を通して5時間以上の日照が確保できる場所が理想的です。また、風通しが悪いと病害虫が発生しやすくなるため、建物や壁から少し離した位置に配置するか、風が通り抜ける工夫を施します。
管理しやすいレイアウトを計画する
ポタジェのデザインには、四角形や円形、放射状など様々な形式がありますが、大切なのは「手が届く範囲」で設計することです。通路を確保し、奥の植物にも楽に手が届くように区画を細かく分けます。一般的に、1つの区画の幅は1メートルから1.2メートル程度に抑えると、無理なく手入れが続けられます。
土作りと水はけの改善
美味しい野菜や美しい花を育てる基本は土壌にあります。水はけが悪い場合は、土を盛り上げた「レイズドベッド(立ち上げ花壇)」を作るのが有効です。市販の培養土に、完熟堆肥や腐葉土を混ぜ込み、通気性と保水性のバランスが取れたふかふかの土を目指します。
構造物(アーチやオベリスク)で立体感を出す
平面的な植栽だけでなく、垂直方向の空間を活用するとポタジェはよりおしゃれに見えます。つる性のインゲンやキュウリ、トマトなどをアーチやオベリスクに這わせることで、庭に高さが生まれ、視線が誘導されます。これはデザイン面だけでなく、日光を均等に当てるという実用的な側面も持ち合わせています。
縁取り(エッジング)でデザインを整える
レンガや自然石、木材などを使って区画を縁取ることで、ポタジェの輪郭がはっきりし、プロのような仕上がりになります。NIWARTでは、住宅の外観や既存の庭の雰囲気に合わせた素材選びを推奨しています。縁取りがあることで土の流出を防ぎ、通路と栽培スペースを明確に分けることができるため、歩きやすさも向上します。
ポタジェにおすすめの野菜と花・ハーブの組み合わせ
植物には、一緒に植えることで成長を助け合ったり、病害虫を遠ざけたりする「コンパニオンプランツ」という相性があります。これを活用することで、薬剤を抑えた健全な育成が可能になります。
コンパニオンプランツを活用した無農薬栽培
代表的な組み合わせとして、トマトとバジルの混植が挙げられます。バジルが土の余分な水分を吸収し、トマトの甘みが増すと言われています。また、マリーゴールドは土壌の害虫(センチュウ)を防ぐ効果があるため、ナス科の野菜の近くに植えるのが定番です。こうした知恵を取り入れることで、生態系のバランスが保たれた豊かな庭へと進化します。
彩りを添えるエディブルフラワー
食べられる花「エディブルフラワー」を植えるのもポタジェの楽しみ方です。パンジー、ビオラ、ナスタチウムなどは見た目が華やかであるだけでなく、サラダのトッピングとしても活用できます。野菜の緑一色になりがちな菜園に、鮮やかな色を加える役割を果たします。
NIWARTが提案する長く愛せる庭づくり
ポタジェガーデンは、完成がゴールではありません。季節が巡るごとに変化する景色を楽しみ、手入れを続けることで愛着が深まっていくものです。NIWARTでは、単に植物を植えるだけでなく、その後のメンテナンスのしやすさや、数年後の成長を見据えたガーデンデザインを提供しています。新潟の気候風土に合わせた適切な植物選定を行い、住まう人の個性が輝く空間作りをお手伝いいたします。
まとめ
ポタジェガーデンは、暮らしに彩りと実りをもたらしてくれる素晴らしい空間です。日当たりや土作りといった基本を押さえつつ、アーチやエッジングなどのデザイン要素を加えることで、世界にひとつだけの美しい菜園が完成します。まずは小さなスペースから、お気に入りのハーブや野菜、そして花を一緒に植えることから始めてみてはいかがでしょうか。
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この記事を書いた人

安田良平
「お客様目線でのサービス提供」がモットーのエクステリアプランナー。
お客様の生活スタイルに合わせたより良いエクステリアの提案、
施工を行っております。
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