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庭を彩る乱形石の貼り方|失敗しないための施工手順と美しく仕上げるコツ

2022年04月29日

カテゴリ: コラム

庭を彩る乱形石の貼り方|失敗しないための施工手順と美しく仕上げるコツ

庭のアプローチや玄関まわりを華やかに演出する乱形石は、外構デザインにおいて非常に人気が高い素材です。自然石ならではの豊かな表情と高級感は、住まいの第一印象を大きく変える力を持っています。しかし、不規則な形状の石を組み合わせる作業は、知識と技術を必要とする工程でもあります。本記事では、NIWART(ニワート)が培ってきた知見をもとに、乱形石の貼り方の基本手順から、プロのように美しく仕上げるための重要なポイントを詳しく解説します。DIYで挑戦したい方も、業者への依頼を検討している方も、納得のいく仕上がりのためにぜひ参考にしてください。

目次

乱形石貼りに必要な道具と材料の準備

乱形石の施工を成功させるためには、適切な道具と材料を揃えることが第一歩です。石材の加工や水平出しなど、特殊な作業が伴うため、事前に不足がないか確認しましょう。

施工に欠かせない基本の道具

作業効率と精度を高めるために、以下の道具を準備します。まず、石を叩いて高さを調整するためのゴムハンマーや、水平を確認するための水平器が必要です。また、石材を割って形を整えるためのタガネやハンマー、さらに細かなカットを行うためのディスクグラインダー(石材用ダイヤモンドカッター装着)も欠かせません。そのほか、モルタルを練るためのトロ舟、練りクワ、コテ、清掃用のスポンジやバケツも用意しておきましょう。

石材と下地作りに使う材料

主役となる乱形石は、石英岩(クォーツサイト)や斑れい岩などが一般的です。石の厚みは種類によって異なりますが、歩行用であれば20mm〜30mm程度の厚さが扱いやすいでしょう。下地用には砕石(路盤材)と、石を固定するための砂、セメントが必要です。目地用には色付きのセメント(色目地)を使用すると、石の色味に合わせたデザインが可能になります。

乱形石を美しく貼るための下地作り

石を貼る作業に入る前の下地作りが、耐久性を決める重要なポイントとなります。まず、施工範囲の土を掘削し、砕石を敷き詰めます。この際、厚さ10cm程度を目安に砕石を入れ、タンパーなどの道具でしっかりと転圧してください。転圧が不十分な場合、後の沈下や石の割れを引き起こす原因となります。砕石の上に水糸を張り、水勾配を考慮しながら下地コンクリートを打設するか、バサモルタル(水分を極端に少なくしたモルタル)を敷いて平らにならします。雨水がたまらないよう、建物から外側へ向かって緩やかな傾斜をつける設計が不可欠です。

仕上がりを左右するレイアウトと加工の技術

乱形石の美しさは、隣り合う石の隙間(目地幅)が均一であるかどうかで決まります。これを実現するための工程が「仮置き」と「加工」です。

仮置き(合口合わせ)の重要性

いきなりモルタルで固定するのではなく、まずは地面に石を並べてパズルのように組み合わせる仮置きを行います。石の直線部分を縁取りに使い、内側へ向かって複雑な形状を組み合わせていくのが基本です。この時、十字目地(4つの角が1点に集まる状態)やイモ目地(直線が長く続く状態)を避けることで、見た目のバランスが整います。全体のバランスを見ながら、色の濃淡が偏らないように配置を検討してください。

石材のカットと形状調整のコツ

どうしても隙間が大きく空いてしまう場合は、石を加工して形状を合わせます。タガネを使用して石の縁を少しずつ叩き割る手法は、自然な風合いを残すのに適しています。より精密に合わせたい場合は、ディスクグラインダーで石の裏側に切り込みを入れてから割り取ると、思い通りの形に調整しやすくなります。加工した石の破片は、小さな隙間を埋めるのに活用できるため、捨てずに取っておきましょう。

乱形石の固定と目地入れの具体的な手順

レイアウトが決まったら、いよいよ本貼りの工程に進みます。石を一度どかし、下地の上にノロ(水とセメントを混ぜたペースト状のもの)を塗布して、その上に石を戻します。ゴムハンマーで軽く叩きながら、隣の石と段差が出ないように高さを合わせます。水平器でこまめに確認し、歩行時に躓かないようフラットな面を作ることが大切です。石が固定されたら、目地材を隙間に流し込みます。目地材が完全に乾く前に、濡らしたスポンジで石の表面に付着した汚れを丁寧に拭き取ってください。この清掃を怠ると、石の表面にセメントがこびりつき、美観を大きく損ねてしまいます。

初心者が陥りやすい失敗例と防止策

よくある失敗の一つに、目地幅がバラバラになり、見た目が不格好になってしまうケースが挙げられます。これを防ぐには、面倒でも仮置きの段階でしっかりと時間をかけ、目地幅を10mm〜15mm程度に統一する意識を持つことが必要です。また、施工後の白華現象(エフロレッセンス)にも注意しましょう。これはセメントの成分が表面に浮き出る現象で、適切な水配合と乾燥管理で抑制できます。さらに、水勾配の検討不足により水たまりができてしまう失敗も少なくありません。事前の測量と糸張りで、排水経路を確実に確保しましょう。

NIWARTが提案する乱形石のデザインと施工品質

乱形石の施工は、素材の選び方と職人の感性によってその価値が大きく変わります。NIWARTでは、お客様のライフスタイルや建物の外観に合わせ、最適な石材の種類やカラーをご提案しています。単に石を貼るだけでなく、周辺の植栽や照明との調和を考慮したトータルな空間設計を強みとしています。技術的にも、長年の経験に基づいた確実な下地処理と精密な石の加工を行い、経年変化を楽しめる耐久性の高いエクステリアを実現しています。プロならではの仕上がりを求める方は、ぜひお気軽にご相談ください。

まとめ

乱形石の貼り方は、丁寧な下地作りと、根気のいる仮置き、そして細部までの加工が鍵を握ります。一つひとつの石が持つ個性を活かしながら、全体の調和を整えることで、世界に一つだけの美しい空間が生まれます。DIYで取り組む場合は、道具を万全に揃え、時間に余裕を持って作業を進めてください。もし、広範囲の施工や複雑なデザイン、将来的なメンテナンス性に不安がある場合は、専門知識を持つプロに依頼するのも賢明な選択です。NIWARTとともに、理想の庭作りを実現しましょう。

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この記事を書いた人

代表 / エクステリアプランナー
安田良平

「お客様目線でのサービス提供」がモットーのエクステリアプランナー。

お客様の生活スタイルに合わせたより良いエクステリアの提案、
施工を行っております。

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