庭の目隠しを植栽で実現する方法とおすすめの樹種選び
2022年02月08日
カテゴリ: コラム
庭の目隠しを植栽で実現する方法とおすすめの樹種選び
「隣家や道路からの視線が気になるけれど、高いフェンスを立てると圧迫感が出てしまう」とお悩みの方は多いのではないでしょうか。庭のプライバシーを守りつつ、心地よい空間を作る手段として、植栽による目隠しは非常に有効な選択肢です。植物ならではの柔らかな質感や季節感を取り入れながら、自然に視線を遮ることができます。本記事では、造園・外構のプロフェッショナルであるNIWARTが、目隠しに適した樹種の選び方や、失敗しない配置のポイントを詳しく解説します。
目次
植栽で目隠しを行う3つのメリット
人工物であるフェンスや塀ではなく、植物を配置することには特有の利点があります。視線を遮るという機能面だけではない、植栽ならではの魅力を紹介します。
自然な景観と圧迫感の解消
高い壁を設置すると、どうしても「囲まれている」という閉塞感が生じがちです。一方で、樹木は葉の間から光が漏れるため、高さを出しても空間に広がりを感じさせます。NIWARTでは、周囲の景観と調和する植栽デザインを重視しており、住まい全体の価値を高める提案を行っています。
風通しと採光の確保
フェンスは風を完全に遮断してしまうことがありますが、生垣や独立した樹木であれば、葉の隙間を風が通り抜けます。これにより、庭の空気が滞ることなく、夏場の室温上昇を抑える効果も期待できるでしょう。光を適度に取り入れながら、必要な場所だけを隠す柔軟な設計が可能です。
心理的なリラックス効果
窓を開けた際に緑が目に入る環境は、住む人の心に安らぎを与えます。植物が持つ視覚的な癒やし効果は、ストレスを軽減させるといわれています。目隠しとしての実用性に加え、四季の移ろいを感じられる庭は、日々の暮らしを豊かに彩る重要な要素となります。
目隠しに最適な常緑樹のおすすめ
一年中葉を落とさない常緑樹は、目隠しとして最も安定した機能を発揮します。冬場も外からの視線を遮りたい場所には、常緑樹をメインに据えるのが基本です。
シラカシ:密な葉でしっかり遮る
シラカシは、丈夫で病害虫にも強く、生垣によく利用される樹種です。葉が密に茂るため、高い遮蔽性が求められる境界付近に適しています。定期的な剪定によって形を整えやすく、好みの高さに維持できる点も魅力です。
ソヨゴ:成長が緩やかで手入れが楽
成長スピードがゆっくりであるソヨゴは、忙しい方や庭の手入れを最小限に抑えたい方に最適です。波打つような葉の形が特徴的で、風にそよぐ姿からその名がつきました。派手すぎない落ち着いた外見は、和風・洋風どちらの住宅にもマッチします。
オリーブ:洋風の庭に馴染むデザイン性
シルバーグリーンの葉が美しいオリーブは、おしゃれな目隠しを作りたい場合に人気です。乾燥に強く、日当たりの良い場所を好みます。一本でシンボルツリーとして配置しつつ、ピンポイントで視線を外すような使い方が効果的です。
季節を楽しむ目隠し用の落葉樹
落葉樹は冬に葉を落としますが、夏場は豊かな緑を提供し、冬場は室内に日光を届けるという役割を果たします。常緑樹と組み合わせることで、より自然な雰囲気の庭が完成します。
アオダモ:涼しげな樹形が魅力
アオダモは、細くしなやかな枝振りが美しい落葉高木です。葉が重なりすぎないため、軽やかな印象を与えつつ、適度な距離感で視線を遮ります。雑木の庭のような、ナチュラルな雰囲気を演出したい場合に非常に重宝される樹種です。
ヤマボウシ:花と紅葉の両方を楽しむ
初夏に白い花のような総苞片を咲かせ、秋には赤い実と紅葉を楽しめるヤマボウシ。季節ごとの変化が明確で、庭に彩りを添えてくれます。比較的横に広がりやすいため、広い範囲を緩やかに隠したい場所に向いています。
植栽計画で失敗しないためのポイント
植物は生き物であるため、植えた直後の状態だけで判断すると後悔につながる場合があります。長期的な視点での計画が重要です。
成長後の樹高と横幅を想定する
苗木の時点では小さくても、数年後には予想以上に大きく成長する場合があります。隣地へ枝がはみ出したり、電線にかかったりしないよう、最終的なサイズを想定した配置が必要です。NIWARTの施工では、将来の成長を見越した適切な間隔を計算し、配置図を作成しています。
メンテナンスの頻度を考慮する
植物には必ず剪定や病害虫対策、落ち葉の掃除といった作業が伴います。ご自身でどの程度の手入れが可能かを検討し、ライフスタイルに合った樹種を選びましょう。管理が難しい場合は、プロによる定期メンテナンスを依頼するのも一つの方法です。
NIWARTが提案する「緑ある暮らし」の目隠し
庭は、家の一部であり、家族が安心して過ごせるプライベート空間であるべきです。NIWARTでは、単に木を植えるだけではなく、建物とのバランス、夜間のライティング、足元の低木や下草までを含めたトータルな庭づくりを提案しています。目隠しとしての機能を果たしながら、眺めて美しく、過ごして心地よい庭を一緒に形にしていきましょう。
まとめ
庭の目隠しを植栽で行うことで、外からの視線を気にせず、緑に囲まれた豊かな生活を実現できます。常緑樹でしっかりとガードしつつ、落葉樹で季節の変化を取り入れる。こうした植物の特性を活かした配置こそが、後悔しない庭づくりの鍵となります。現在の庭の状況や、実現したいイメージに合わせて、最適な植栽プランを検討してみてはいかがでしょうか。プロの視点が必要な際は、ぜひNIWARTまでご相談ください。
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- コンセプト – NIWARTの庭づくりに対する想いや、素材選びのこだわりについて紹介しています。
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この記事を書いた人

安田良平
「お客様目線でのサービス提供」がモットーのエクステリアプランナー。
お客様の生活スタイルに合わせたより良いエクステリアの提案、
施工を行っております。
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