御見積お問合せ TEL:0678505655

庭のフェンスの高さ選びで後悔しないポイント|目的別の基準と法的ルールを解説

2022年02月09日

カテゴリ: コラム

庭のフェンスの高さ選びで後悔しないポイント|目的別の基準と法的ルールを解説

庭にフェンスを設置する際、多くの方が悩む要素が「高さ」です。フェンスは一度設置すると安易に変更できないため、目的や環境に合わせた慎重な判断が求められます。高すぎると圧迫感が生まれ、低すぎると目隠しとしての機能を果たせません。本記事では、NIWARTがこれまでの外構設計で培った知見をもとに、フェンスの高さを決める基準や、失敗を防ぐための注意点を詳しく解説します。

目次

目的によって変わる庭フェンスの最適な高さ

フェンスの高さを決める第一歩は、設置する目的を明確にすることです。目的が曖昧なまま数値を決めると、住み始めてから「思っていたのと違う」という不満に繋がりかねません。

プライバシーを守る「目隠し」が目的の場合

室内や庭で過ごす際、外からの視線を遮りたい場合は、人の視線を基準に高さを設定します。一般的に、日本人の平均的な身長を考慮すると、地面から180cm程度の高さがあれば、立っている人の視線もほぼ完全に遮ることが可能です。ただし、フェンスを設置する場所の地面が室内より低い場合は、室内の床高を加味してさらに高く設定する必要があります。反対に、椅子に座って過ごす時間が長いウッドデッキなどは、座った時の視線を遮る150cmから160cm程度でも十分な効果が得られます。

境界線を明確にするのが目的の場合

敷地の境界を示すことや、小さな子供やペットの飛び出し防止が目的であれば、高さは60cmから100cm程度が適しています。この高さであれば視界が開けるため、開放感を維持しながら敷地の区画をはっきりさせることができます。防犯面を重視する場合も、あまりに高いフェンスは泥棒の死角を作ってしまうため、あえて低めに設定するか、見通しの良い格子状のフェンスを選ぶのが有効です。

設置場所別に見る高さの検討ポイント

フェンスを建てる場所の状況によって、選ぶべき高さや仕様は異なります。周囲の環境を客観的に観察することが重要です。

道路に面した場所での視線対策

前面道路の交通量や歩行者の多さに応じて高さを調整します。坂道に面している場合は、高い位置から庭が見下ろされる形になるため、通常よりも高いフェンスが必要になるケースがあります。この際、背の高いフェンスを一面に設置すると、道路側に対して威圧感を与えてしまいます。植栽を組み合わせたり、スリットの入ったデザインを採用したりすることで、周囲への圧迫感を和らげつつプライバシーを確保するのがNIWARTの得意とする手法です。

隣家との境界における配慮

隣地との境界に設置する場合、最も注意すべきは日当たりと風通しです。自分たちのプライバシーを優先して高いフェンスを設置した結果、隣家の庭やリビングを暗くしてしまうと、トラブルの原因になりかねません。あらかじめ隣家側の窓の位置を確認し、お互いの生活に支障が出ない高さを検討します。透過性のあるポリカーボネート素材のフェンスなどを活用すれば、視線を遮りつつ光を取り入れることができます。

フェンスの高さを決める際の法的ルールと安全対策

デザイン性や機能性だけでなく、安全面と法律の遵守も欠かせません。フェンスには構造上の制限が存在します。

建築基準法による制限

建築基準法では、ブロック塀の上にフェンスを設置する場合の総高さなどに制限が設けられています。特に補強コンクリートブロック造の塀は、高さが2.2mを超えてはならないと定められています。また、高さが1.2mを超える場合には、控え壁の設置が必要になるなどの細かな規定があります。自治体によっては独自の条例を設けていることもあるため、設計段階での確認が必須です。

風圧に対する強度の確保

フェンスが高くなればなるほど、受ける風の抵抗は大きくなります。特に台風の多い地域や沿岸部では、強風によってフェンスが倒壊したり、基礎が損傷したりするリスクが高まります。高さを出す場合は、柱の埋め込みを深くする、あるいは基礎を大きくするといった構造的な補強が必要です。耐風圧強度に優れた製品を選ぶとともに、プロによる適切な施工が不可欠となります。

NIWARTが提案する圧迫感を抑えたフェンス設計

「高いフェンスを建てたいけれど、庭が狭く感じるのは避けたい」というご相談を多くいただきます。NIWARTでは、単に既製品を設置するのではなく、庭全体の景観と調和するデザインを提案しています。例えば、フェンスの前に中低木を配置することで、フェンス自体の存在感を薄め、自然な奥行き感を演出します。また、素材の質感を使い分けることで、機能を満たしながらも住まいの美しさを引き立てる外構を実現します。お客様のライフスタイルに合わせ、メンテナンス性も考慮した最適なプランをご提示します。

まとめ

庭のフェンスの高さ選びは、目的に合わせた数値の設定と、周囲環境への配慮、そして安全性の確保が重要です。180cmという一般的な基準をベースにしながらも、実際の視線の高さや敷地の高低差を細かく計算することで、後悔のないフェンス設置が可能になります。NIWARTでは、兵庫県を中心に、それぞれの住環境に最適な外構・お庭づくりをサポートしています。高さ選びで迷われた際は、ぜひお気軽にご相談ください。

関連記事

  • NIWARTのサービス紹介 – お庭の設計から施工まで、私たちが大切にしているこだわりを紹介します。
  • 完成までの流れ – お問い合わせからアフターフォローまで、お庭づくりが進むステップを詳しく解説します。
  • お問い合わせ – 庭のフェンス設置や外構リフォームに関するご相談はこちらから承ります。

この記事を書いた人

代表 / エクステリアプランナー
安田良平

「お客様目線でのサービス提供」がモットーのエクステリアプランナー。

お客様の生活スタイルに合わせたより良いエクステリアの提案、
施工を行っております。

類似したのブログ

LINEで問合せ

お気軽にお問合せ下さい。
10:00~19:00(水曜定休日)

TEL:06-7850-5655

メールでお問合せ
お電話で問合せ
LINEで問合せ