外構工事の残土処分費を抑えるポイント|費用相場と計算方法をプロが解説
2025年09月20日
カテゴリ: コラム
外構工事の残土処分費を抑えるポイント|費用相場と計算方法をプロが解説
新築外構や庭のリフォームを検討する際、見積書の中で意外と大きな金額を占めるのが「残土処分費」です。土を捨てるだけでなぜこれほど費用がかかるのか、疑問に感じる方も少なくありません。残土処分は、単に土を運ぶだけでなく、法的な規制や処分場の受け入れ基準に基づいた適切な処理が求められる工程です。この記事では、外構工事における残土処分の費用相場や計算方法、さらにはコストを抑えるための具体的な対策を解説します。NIWART(庭アート)が提案する、無駄を省いた効率的な外構計画にお役立てください。
目次
外構工事で発生する残土処分費とは
外構工事における残土処分費とは、敷地を整地したり、カーポートの基礎を造ったりする際に掘り起こされた不要な土を、適切に搬出・処分するための経費です。住宅の建築時だけでなく、外構を整える段階でも大量の土が発生します。
残土が発生する理由と工程
駐車場をコンクリート打ちにする場合、コンクリートの厚みだけでなく、その下に敷く砕石の厚み分も地面を掘り下げる必要があります。また、アプローチの階段設置や土留めのブロック積みにおいても、土台を安定させるための「掘削」が欠かせません。この工程で出た土は元の場所には戻せないため、外部へ持ち出す必要があります。
建設発生土としての適切な処理
掘り起こされた土は「建設発生土」と呼ばれます。法律により、適切な処分場へ持ち込むことが義務付けられており、山や空き地へ勝手に捨てることはできません。処分場では土の状態に応じた処理が行われるため、受け入れ手数料が発生します。これが残土処分費の根拠となります。
残土処分費の費用相場と計算の仕組み
見積書における残土処分の項目は、一般的に「掘削費」「積み込み費」「運搬費」「処分費」が合算されている場合と、それぞれ分かれている場合があります。ここでは一般的な費用の目安を解説します。
単位あたりの単価目安
残土の量は、体積を表す「立米(㎥)」という単位で計算されます。一般的な外構工事における処分単価は、1立米あたり5,000円から10,000円程度が目安です。ただし、掘り起こした後の土は空気が含まれて膨張するため、計算上の体積(地山体積)の1.2倍程度を見込むのが通例です。
トラックのサイズによる運搬費の違い
住宅街の外構工事では、主に2トンダンプや3トンダンプが使用されます。1台あたりの運搬・処分費用として、15,000円から25,000円程度の設定が多く見られます。道路が狭く、軽トラックでしか進入できない現場の場合は、往復回数が増えるため、結果として割高になる傾向があります。
費用を左右する主な要因
同じ広さの外構工事でも、条件によって残土処分費は大きく変動します。要因を把握することで、予算の予測が立てやすくなります。
土質(土の質)と混入物
処分する土が「良好な土」であれば比較的安価に処理できますが、水分を多く含んだ粘土質の土や、コンクリート片、ガラ、木の根が混じっている場合は、分別や追加処理が必要になるため単価が上がります。特に古い住宅の解体後の土地では、地中に埋設物が残っているケースがあり注意が必要です。
現場の立地と搬出経路
処分場までの距離が遠いほど、ガソリン代や人件費が加算されます。また、ダンプカーを横付けできる現場と、手押し車(一輪車)で何度も往復して積み込まなければならない現場では、作業効率が大きく異なります。作業人員が増える場合は、その分が費用に反映されます。
残土処分費を安く抑えるための対策
外構の質を落とさずに残土処分費を軽減するには、計画的なアプローチが有効です。まず検討したいのが「敷地内での再利用」です。庭の低い部分を埋める「盛土」として活用したり、築山(鑑賞用の小さな山)を造ったりすることで、外部へ持ち出す量を減らせます。また、工事のタイミングを住宅本体の建築時期と合わせることで、大型重機を共有し、運搬効率を高められる場合もあります。
NIWARTが大切にするコスト管理と品質の両立
NIWARTでは、お客様のご予算を最大限に活かすため、現場調査の段階で土質や搬出経路を厳密にチェックしています。不透明になりがちな残土処分費についても、根拠を明確にしたお見積りをご提示いたします。不要な残土を出さない設計の工夫や、将来のメンテナンスまで見据えた最適なプランニングを通じて、機能美とコストパフォーマンスが両立した住まい作りをサポートいたします。
まとめ
外構工事における残土処分費は、土地のコンディションや作業環境に左右される重要な経費です。単に安さだけを求めるのではなく、適切な処理が行われるか、現場の状況に合わせた効率的な計画が立てられているかを確認することが大切です。残土の取り扱いを含め、外構計画に不安がある方は、ぜひ専門知識を持つプロにご相談ください。
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この記事を書いた人

安田良平
「お客様目線でのサービス提供」がモットーのエクステリアプランナー。
お客様の生活スタイルに合わせたより良いエクステリアの提案、
施工を行っております。
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