外構工事における道路使用許可の重要性と申請手続きのポイント
2023年06月25日
カテゴリ: コラム
外構工事における道路使用許可の重要性と申請手続きのポイント
外構工事を計画する際、敷地内のデザインや機能性に目を向けがちですが、円滑に工事を進めるためには敷地外のルール遵守が欠かせません。特に住宅密集地や道路に面した場所での施工では、道路使用許可の取得が必要になる場面が多くあります。適切な手続きを行わずに工事を始めると、近隣トラブルや法令違反に発展する恐れがあるため、正しい知識を持つことが大切です。本記事では、外構工事で道路使用許可が必要になるケースや申請の流れ、費用、注意点について詳しく解説します。
目次
- 外構工事で道路使用許可が必要になる主なケース
- 道路使用許可と道路占用許可の違い
- 申請手続きの流れと必要な書類
- 申請にかかる費用と期間の目安
- 道路使用許可を怠った際のリスク
- NIWARTが徹底する安全管理と近隣への配慮
- まとめ
外構工事で道路使用許可が必要になる主なケース
外構工事は、住宅の敷地境界線ギリギリで行われることが多いため、どうしても道路の一部を使用しなければならない状況が発生します。道路は公共の場所であり、本来の目的である通行以外で使用する場合には警察署長の許可を得る必要があります。
工事車両が道路に長時間停車する場合
外構工事では、土砂を運び出すダンプカーやコンクリートを流し込むミキサー車、職人が移動に使う車両など、多くの車が現場に集まります。敷地内に駐車スペースが確保できない場合、道路に停車して作業を行うことになります。短時間の荷下ろしであれば許容される場合もありますが、作業を継続するために長時間停車し、一般車両や歩行者の通行を制限する可能性がある場合は、必ず道路使用許可が必要です。
資材の搬入やクレーン作業を行う場合
門扉やフェンス、大きな庭石や樹木の搬入時にクレーン車を使用する場合、アウトリガー(車体を安定させる脚)を道路に張り出す必要があります。また、電線や障害物を避けるために空中で道路をまたぐ作業が発生する場合も許可の対象です。道路上に一時的に資材を置く行為も、通行の妨げとなるため同様の許可が求められます。
道路使用許可と道路占用許可の違い
外構工事に関連してよく混同されるのが「道路使用許可」と「道路占用許可」です。これらは根拠となる法律や申請先、目的が異なります。道路使用許可は「道路交通法」に基づき、道路の形態を変えずに一時的な作業を行うための許可です。申請先は、その場所を管轄する警察署になります。一方で道路占用許可は「道路法」に基づき、看板の設置や足場の組み立て、配管の埋設など、継続的に道路を占有する場合に必要な許可です。こちらの申請先は、道路管理者である自治体や国土交通省となります。外構工事においては、多くの場合で道路使用許可の取得が優先されますが、塀の作り替えなどで一時的に足場を道路に出す場合は両方の許可が必要になることもあります。
申請手続きの流れと必要な書類
道路使用許可の申請は、基本的に工事を行う施工業者が代行します。しかし、施主としても全体の流れを把握しておくことで、工期スケジュールの理解が深まります。
所轄の警察署への申請
工事現場を管轄している警察署の交通窓口で手続きを行います。申請から許可証の発行までには、通常3日から1週間程度の期間を要します。工事直前の申請では間に合わない可能性があるため、事前の準備が重要です。
提出が必要な書類一覧
申請には以下の書類を揃える必要があります。形式は警察署ごとに異なる場合がありますが、一般的には「道路使用許可申請書」を2部作成します。これに加えて、工事場所の地図、作業の様子がわかる図面、交通誘導員の配置計画図、工事車両の仕様書などを添付します。近隣住民への説明状況を求められるケースもあるため、準備は丁寧に行います。
申請にかかる費用と期間の目安
道路使用許可の申請には、都道府県ごとに定められた手数料がかかります。多くの地域では2,000円から2,500円程度ですが、証紙を購入して納付する形式が一般的です。また、申請を業者に代行してもらう場合は、別途代行手数料が発生します。許可の有効期間は工事の内容や地域によって異なりますが、外構工事の場合は数日から1ヶ月程度で設定されることが多く、期間を超えて作業が続く場合は更新手続きが必要です。
道路使用許可を怠った際のリスク
「少しの時間だから大丈夫」という安易な判断は非常に危険です。許可を得ずに道路を使用した場合、道路交通法違反となり、懲役や罰金が科せられる可能性があります。また、警察の指導が入れば工事は即座に中断され、工期の大幅な遅れに繋がります。最も深刻なのは、近隣住民との関係悪化です。無許可で道路を塞ぐ行為は不信感を招き、その後の生活に影響を及ぼすこともあります。施工業者が適切に手続きを行っているか、施主としても確認しておくことが安心に繋がります。
NIWARTが徹底する安全管理と近隣への配慮
NIWARTでは、デザイン性の高い外構を実現するだけでなく、現場周辺の安全と法令遵守を最優先に考えています。道路使用許可が必要な現場では、事前に綿密な調査を行い、適切な申請手続きを確実に実施します。工事当日は交通誘導員の配置や看板の設置を行い、近隣の方々や通行者への負担を最小限に抑える体制を整えています。岐阜県各務原市を中心に、地域に根ざした丁寧な施工を提供することで、お客様に心から満足いただける庭づくりをサポートしています。外構工事に関する不安や疑問があれば、どのようなことでもお気軽にご相談ください。
まとめ
外構工事において、道路使用許可は工事をスムーズに進めるための必須事項です。車両の停車や資材の搬入など、公共の場である道路を利用する際には、適切なルールを守ることが求められます。手続きには時間と費用がかかりますが、それ以上に、安心・安全な工事と良好な近隣関係を保つために欠かせないプロセスです。信頼できる施工業者と共に、法令に基づいた適切な計画を立てて、理想の外構を実現しましょう。
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この記事を書いた人

安田良平
「お客様目線でのサービス提供」がモットーのエクステリアプランナー。
お客様の生活スタイルに合わせたより良いエクステリアの提案、
施工を行っております。
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