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外構の転倒防止対策で家族を守る|安全性を高める素材選びと設計のポイント

2025年11月12日

カテゴリ: コラム

外構の転倒防止対策で家族を守る|安全性を高める素材選びと設計のポイント

住まいの外構は、家の第一印象を決めるだけでなく、家族が毎日安全に通行するための重要な役割を担っています。しかし、雨の日のタイルや夜間の暗いアプローチ、わずかな段差などは、思わぬ転倒事故を引き起こす原因となります。特に小さなお子様やご高齢の方がいらっしゃる家庭では、外構の安全対策は欠かせません。本記事では、NIWARTが推奨する、デザイン性を損なわずに安全性を高めるための転倒防止対策について解説します。

目次

外構における転倒リスクと対策の重要性

家庭内で発生する不慮の事故のうち、転倒や転落は高い割合を占めています。その多くはリビングや階段で起こるとイメージされがちですが、実は玄関ポーチや駐車場といった屋外空間もリスクが潜む場所です。

住宅屋外で発生しやすい転倒事故の実態

消費者庁などの調査データによると、高齢者の転倒事故の約半数は住宅内で発生しており、その中には庭や駐車場、玄関周りが含まれています。雨天時のタイルは摩擦係数が著しく低下し、急いで歩こうとした際に足元をすくわれるケースが少なくありません。また、わずか2センチ程度の段差であっても、加齢による筋力低下や視力低下が原因で躓きを誘発します。

経年変化による滑りやすさの増大

新築時には滑りにくかった床材も、年月が経つにつれて表面が摩耗したり、苔やカビが発生したりすることで滑りやすくなる場合があります。特に日当たりの悪い北側の通路や、湿気が溜まりやすい場所は注意が必要です。定期的なメンテナンスだけでなく、計画段階から清掃のしやすさと耐久性を考慮した設計が求められます。

転倒を防ぐための素材選びのポイント

外構の安全性を左右する最大の要因は、地面に使用する素材の選択です。意匠性だけでなく、機能性に目を向けることが転倒防止への第一歩となります。

滑り抵抗値(CSR値)を意識した床材選び

タイルを選ぶ際は、カタログに記載されている滑り抵抗値(CSR値)を確認することが推奨されます。一般的に、屋外で使用する場合は「0.45以上」の数値を持つタイルが望ましいとされています。表面に凹凸加工が施されたグリップタイプのタイルは、水に濡れた状態でも高い摩擦力を維持するため、玄関アプローチに最適です。

透水性機能を持つ舗装材の活用

水たまりができるのを防ぐためには、インターロッキングなどの透水性舗装材が有効です。路面に水が浮き出にくいため、凍結による滑りも軽減できます。また、透水性コンクリートなどは内部に空隙を持っており、雨水をスムーズに地中へ浸透させるため、歩行時の安全性が向上します。

天然石やレンガを使用する際の仕上げ加工

天然石を使用する場合、表面を平滑に磨き上げた「本磨き」仕上げは雨天時に非常に滑りやすく、屋外には不向きです。表面を焼いて凹凸を作る「バーナー仕上げ」や、ザラつきを残す「サンドブラスト仕上げ」を選ぶことで、石の質感を活かしつつ安全性を確保できます。レンガについても、角が取れたアンティーク風のものより、エッジがはっきりしており路面が安定しやすいタイプを選ぶのが賢明です。

設計工夫で転倒リスクを最小限に抑える

素材選びに加えて、構造的な設計工夫が転倒防止の鍵を握ります。NIWARTでは、将来のライフスタイルの変化も見据えた設計を提案しています。

適切な勾配設定と排水計画

外構には水はけを良くするための「水勾配」が必要です。しかし、勾配が急すぎると歩行が不安定になり、特に車椅子を利用する場合や重い荷物を持っている際に危険を伴います。理想的な勾配とされる1〜2%程度を維持しながら、排水溝を効果的に配置することで、滑りの原因となる残留水を最小限に抑えます。

夜間の視認性を高めるライティング計画

夜間の転倒事故を防ぐためには、足元の視認性を確保する照明計画が不可欠です。玄関までの動線を照らすフットライトや、段差を強調するラインライトを設置することで、夜間でも安心して通行できます。明暗センサーや人感センサーを活用すれば、利便性を高めつつ防犯対策としての効果も期待できます。

手すりと段差解消スロープの設置

高低差がある土地では、階段だけでなくスロープを併設することを検討しましょう。スロープの勾配は1/12(8%以下)が基準とされていますが、スペースが許す限り緩やかに設計するのが理想です。また、手すりは体重を支えるだけでなく、バランスを崩した際の咄嗟の支えとなります。握りやすい太さや素材を選定し、途切れることなく設置することが重要です。

NIWARTが提案する安全で美しい外構デザイン

NIWARTでは、単に機能を追求するだけでなく、住まいの外観に調和する洗練されたデザインを重視しています。「安全対策を施すと、どうしても福祉施設のような見た目になってしまう」という懸念を抱く方も多いですが、現代の外構建材には、高い意匠性と滑り止め機能を両立した製品が数多く存在します。例えば、木目調のアルミ手すりや、植栽と馴染む照明器具、重厚感のある滑り止めタイルなどを用いることで、美しさと安心を同時に手に入れることが可能です。

まとめ

外構における転倒防止対策は、家族の健康と平穏な暮らしを守るために欠かせない要素です。滑りにくい素材の選定、水はけを考慮した勾配、夜道を照らすライティングなど、多角的な視点からアプローチすることが求められます。NIWARTでは、お客様一人ひとりのライフステージに寄り添い、将来まで長く安心して暮らせる外構づくりをサポートします。現状の外構に不安を感じている方や、リフォームを検討されている方は、ぜひ一度ご相談ください。

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  • 施工事例 – NIWARTが手がけた安全でデザイン性の高い外構事例をご紹介します。
  • コンセプト – 私たちが大切にしている「住みやすさ」と「美しさ」の両立について。
  • お問い合わせ – 外構の転倒防止対策やリフォームに関するご相談はこちらから。

この記事を書いた人

代表 / エクステリアプランナー
安田良平

「お客様目線でのサービス提供」がモットーのエクステリアプランナー。

お客様の生活スタイルに合わせたより良いエクステリアの提案、
施工を行っております。

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