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切土工事の基礎知識と安全な宅地造成を進めるポイント

2023年03月07日

カテゴリ: コラム

切土工事の基礎知識と安全な宅地造成を進めるポイント

傾斜地や段差のある土地を有効活用するために欠かせないのが切土工事です。住宅を建てる際や庭を整える際、平坦な地面を確保するために土を削る作業は、地盤の安定性に直結する重要な工程といえます。NIWARTでは、デザイン性の高い外構だけでなく、その基盤となる確実な造成工事を提供しています。この記事では、切土工事の概要から盛土との違い、工事を依頼する際の注意点まで詳しく解説します。

目次

切土工事の定義と盛土との違い

切土工事は、土地の造成において非常に頻度の高い工法です。特に山地や丘陵地が多い日本では、平坦な土地を作り出すために欠かせません。

切土とは土を削って平坦にする作業

切土(きりど)とは、高い場所の土を削り取って低い場所へ移動させたり、敷地外へ搬出したりして、地面を平らな状態に整える工事を指します。傾斜地にある住宅地で見られる段差のある土地は、この切土によって居住スペースが確保されています。単に土を動かすだけでなく、削り取った後の斜面(法面)の崩落を防ぐための処理もセットで行われます。

盛土との構造的な違いと地盤の安定性

対照的な工法に「盛土(もりど)」があります。盛土は低い場所に土を積み上げて高くする作業ですが、外部から持ち込んだ土を転圧して固めるため、どうしても地盤の強度が不足しがちです。一方、切土はもともとそこにあった自然の地盤を削るため、長年かけて固まった強固な地層が露出します。そのため、一般的に切土の方が盛土よりも地盤沈下のリスクが低く、建築に適した安定した土地になりやすい性質を持っています。

切土工事を行うメリットとデメリット

工事を計画する際には、その特性を十分に理解しておく必要があります。費用対効果や将来的なメンテナンスも含めて検討しましょう。

地盤が安定しやすいという最大の利点

先述の通り、切土の最大のメリットは地盤の信頼性です。住宅を建てる際、地盤改良工事の費用を抑えられるケースも少なくありません。また、土地を削って一段低くすることで、周囲の視線を遮るプライベートな空間を演出しやすくなるという、外構デザイン上のメリットも存在します。NIWARTでは、この地盤の強さを活かした植栽計画やテラスデザインを提案しています。

残土処分費用や擁壁設置のコスト

デメリットとして挙げられるのは費用の側面です。土を削る量が多いほど、その土を運び出す「残土処分費」が増大します。また、高低差が生じた場合には、土留めとなる「擁壁(ようへき)」の建設が必要です。この擁壁工事は非常にコストがかかるため、事前の見積もりと設計の最適化が欠かせません。地盤が硬すぎる場合には、掘削のために特殊な重機が必要となり、工期が延びる可能性も考慮すべきでしょう。

切土工事の主な種類と手順

工事の規模や目的によって、採用される工法や重機は異なります。現場の状況に合わせた的確な判断が求められます。

小規模な庭の整地から大規模な宅地造成まで

個人宅の外構リフォームで行う切土は、主に駐車場を作るための掘削や、庭に段差を作るための小規模なものです。対して、山を切り開いて新しい住宅街を作るような大規模造成では、ダイナミックな掘削が行われます。どちらの場合も、雨水の排水経路をどう確保するかという設計思想が共通して重要になります。

調査から完工までの具体的なステップ

工事はまず現地の測量と地質調査から始まります。次に設計図に基づき、重機(バックホウなど)を使用して土を削り取ります。削った後の法面(斜面)は、芝を張ったりコンクリートで固めたりして保護します。最後に擁壁を施工し、表面を整地して完了です。NIWARTでは、工事中の騒音や振動への配慮はもちろん、近隣住民の方々への丁寧な説明を徹底しています。

切土工事に関わる法律と規制

勝手に土を削って良いわけではなく、安全を守るための厳格なルールが存在します。

宅地造成等規制法による制限

崖崩れや土砂災害を防止するため、「宅地造成等工事規制区域」に指定されている場所で一定規模以上の工事を行う場合、都道府県知事などの許可が必要です。例えば、切土によって2メートルを超える崖ができる場合などが該当します。無許可での工事は罰則の対象となるだけでなく、将来的に土地を売却する際の障害にもなり得ます。

各自治体の条例と許可申請

区域外であっても、各自治体が定める「がけ条例」や建築基準法により、建物を建てる際の制限を受けることがあります。擁壁の高さや構造、水抜き穴の設置基準など、専門的な知識が必要です。NIWARTでは、これらの複雑な申請業務もトータルでサポートし、法令遵守に基づいた安全な施工をお約束します。

NIWARTが提案する安心の造成・外構デザイン

私たちは、土地が持つポテンシャルを最大限に引き出すことを使命としています。切土工事によって生じた高低差を、単なる「壁」として捉えるのではなく、ライティングや素材選びによって美しい景色へと変貌させます。強固な地盤という安心感の上に、NIWARTならではのデザインを重ねることで、長く愛着を持てる住まい作りを実現します。土木工事から仕上げの植栽まで一貫して手掛けることで、コストの最適化と質の高い仕上がりを両立させています。

まとめ

切土工事は、安定した地盤を手に入れるための有効な手段ですが、残土処理や擁壁工事といったコスト面、そして法律面での注意が必要です。盛土とのバランスを見極め、適切な設計を行うことが、後悔しない土地作りへの第一歩となります。信頼できる施工業者と共に、安全で美しい理想の空間を作り上げましょう。

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この記事を書いた人

代表 / エクステリアプランナー
安田良平

「お客様目線でのサービス提供」がモットーのエクステリアプランナー。

お客様の生活スタイルに合わせたより良いエクステリアの提案、
施工を行っております。

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