住宅の外壁やテラスに竿掛けを取り付ける際のポイントと注意点
2023年04月07日
カテゴリ: コラム
住宅の外壁やテラスに竿掛けを取り付ける際のポイントと注意点
毎日の洗濯を効率化するために、屋外の限られたスペースを有効活用したいと考える方は少なくありません。特にテラスや勝手口付近、バルコニーなどへの「竿掛け」の設置は、家事の動線を改善する有効な手段です。しかし、竿掛けの取り付けは単に壁にネジを固定すればよいというものではありません。建物の構造を守り、かつ安全に長く使い続けるためには、専門的な知識と技術が必要となります。本記事では、竿掛けの種類や適切な取り付け位置、DIYにおけるリスク、そして専門業者に依頼するメリットについて詳しく解説します。
目次
竿掛けを取り付けるメリットと主な種類
屋外に竿掛けを設置することで、日当たりの良い場所を有効に活用でき、大量の洗濯物を一度に干すことが可能になります。一口に竿掛けと言っても、設置場所や用途によって適した種類が異なります。
壁付けタイプ(物干し金物)
住宅の外壁に直接取り付けるタイプで、最も一般的な形状です。アームを上下に動かせる可動式や、使用しない時に折り畳める収納式があります。ベランダの壁や窓の横に設置されることが多く、限られたスペースを無駄にしません。
吊り下げタイプ(テラス屋根用)
テラス屋根やバルコニーの天井部分から吊り下げるタイプです。屋根の下に洗濯物を干せるため、急な雨でも濡れにくいという利点があります。竿の高さ調整ができるモデルが多く、家族の身長に合わせて使いやすい位置に設定できます。
竿掛け取り付け時の適切な位置と高さの決め方
竿掛けを設置する際、最も重要なのが「位置」と「高さ」です。一度取り付けてしまうと、後から位置を変更するには壁に開けた穴を補修する必要があるため、慎重な検討が求められます。
洗濯物の長さと利用者の身長を考慮する
一般的に、竿の高さは「利用者の身長+10~20cm」が使いやすい目安とされています。また、バスタオルやシーツなどの長い洗濯物を干す場合、地面から十分な距離を確保しなければなりません。窓の開閉の邪魔にならないか、物干し竿をセットした際に通行の妨げにならないかといった点も確認しましょう。
外壁の下地を確認する重要性
壁付けタイプの場合、外壁材(サイディングなど)だけにネジを止めても重さに耐えられません。必ず壁の内部にある「柱」や「間柱」といった構造材(下地)にネジを打ち込む必要があります。下地のない場所に無理に取り付けると、洗濯物の重みで壁が剥がれたり、竿掛けが脱落したりする恐れがあります。
竿掛けの取り付けをDIYで行う際のリスク
ホームセンターなどで竿掛け本体が販売されているため、DIYでの設置に挑戦しようと考える方も多いですが、住宅への影響を考えると注意が必要です。
防水処理の不備による建物へのダメージ
外壁にネジを打ち込む際、ネジ穴から雨水が侵入するのを防ぐために「コーキング」と呼ばれる防水処理が不可欠です。この処理が不十分だと、壁の内部に水が回り込み、構造材を腐らせたり、シロアリの発生を招いたりする原因となります。住宅の寿命を縮める大きなリスクとなるため、専門的な防水施工が必要です。
強度不足による落下の危険性
洗濯物は水分を含むと想像以上の重さになります。また、強風時には竿掛けに大きな負荷がかかります。下地の見極めが甘い場合や、適切な長さ・太さのネジを使用していない場合、使用中に突然落下して怪我をしたり、建物を損傷させたりする事故につながります。
NIWART(ニワート)による安心の施工サービス
愛知県を中心にエクステリアや外構工事を手掛けるNIWART(ニワート)では、竿掛けの取り付け一つから丁寧に対応しています。プロの視点で住宅の構造を診断し、最適な設置場所をご提案します。外壁の種類に応じた適切な防水処理を行い、建物の資産価値を守りながら、日々の家事が楽しくなる快適な物干しスペースを実現します。デザイン性と機能性を両立させたエクステリアのご相談は、ぜひ当社にお任せください。
まとめ
竿掛けの取り付けは、家事の利便性を高める素晴らしい改善ですが、その施工には建物の構造理解と確かな技術が求められます。適切な位置設定、強固な固定、そして完璧な防水処理。これらが揃って初めて、安全で快適な物干し環境が整います。将来的なトラブルを防ぎ、長く安心して使い続けるためにも、専門業者への相談を検討してみてはいかがでしょうか。
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この記事を書いた人

安田良平
「お客様目線でのサービス提供」がモットーのエクステリアプランナー。
お客様の生活スタイルに合わせたより良いエクステリアの提案、
施工を行っております。
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