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ポリカーボネートの熱線吸収タイプを選ぶメリットと注意点|カーポートの暑さ対策

2023年05月13日

カテゴリ: コラム

ポリカーボネートの熱線吸収タイプを選ぶメリットと注意点|カーポートの暑さ対策

真夏の炎天下、カーポートの下に停めていた車内が想像以上の熱気に包まれて驚いた経験はないでしょうか。近年の住宅外構において、カーポートやテラス屋根の素材として主流となっているのがポリカーボネートです。その中でも「熱線吸収タイプ」は、厳しい日差しによる温度上昇を抑える機能に特化しており、夏場の快適性を左右する重要な選択肢となります。本記事では、エクステリアの設計施工を行うNIWART(庭アート)の視点から、熱線吸収ポリカーボネートの特徴やメリット、選び方のポイントを詳しく解説します。

目次

熱線吸収ポリカーボネートとは?標準タイプとの違い

ポリカーボネートは、プラスチックの中でも非常に高い耐衝撃性を持ち、ガラスの約250倍の強度を誇る素材です。カーポートの屋根材として広く普及していますが、その中でも熱を遮断する機能を持たせたものが熱線吸収タイプです。

赤外線をカットする仕組み

太陽光には、明るさを感じる可視光線のほかに、熱を感じさせる赤外線が含まれています。熱線吸収ポリカーボネートは、素材自体に特殊な添加剤を配合しており、この赤外線を吸収または反射させることで、屋根の下に透過する熱量を減少させます。一般的な透明ポリカーボネートが紫外線を100%近くカットするのに対し、熱線吸収タイプはさらに一歩進んで「熱」そのものを遮断する役割を担います。

透過率と色のバリエーション

熱を吸収する特性上、パネルの色は標準タイプに比べてやや濃い傾向があります。代表的なものとして「クリアマットブルー」や「ブルースモーク」といった、青みがかった半透明のカラーが多く見られます。光の透過率は標準タイプが70%~80%程度であるのに対し、熱線吸収タイプは30%~50%程度に設定されているケースが一般的です。視覚的な涼しさと機能性を両立させたデザインが特徴となります。

熱線吸収タイプを採用するメリット

エクステリアのプランニングにおいて、熱線吸収タイプを選択することには明確な利点があります。特に三重県や愛知県などの猛暑が厳しい地域では、その差が顕著に現れます。

車内温度の上昇を大幅に抑制

最大のメリットは、真夏の車内温度の上昇を抑えられる点です。実験データによれば、標準的なポリカーボネート屋根と比較して、車内のダッシュボード付近の温度に10度以上の差が出ることが確認されています。ハンドルが熱くて握れないといったストレスを軽減し、乗車時の不快感を解消します。

冷房効率の向上と省エネ効果

車内やテラス下の温度上昇が抑えられることで、エアコンの効きが早くなります。エンジンをかけてから車内が冷えるまでの時間が短縮されるため、ガソリン消費の抑制や電気代の節約に貢献します。環境負荷を減らしつつ、家計にも優しい選択と言えます。また、テラス屋根としてリビングの窓際に設置した場合は、室内への熱流入を抑える役割も果たします。

知っておきたい注意点とデメリット

多機能な熱線吸収タイプですが、設置環境によっては慎重に検討すべき点も存在します。導入後に後悔しないために、以下の側面を確認しておく必要があります。

冬場の日だまり効果が薄れる

夏場の熱を遮るという長所は、冬場には短所となり得ます。冬の暖かい日差しもカットしてしまうため、テラスの下で日光浴を楽しみたい場合や、屋根がリビングの採光を兼ねている場合は、室内が以前より少し肌寒く感じられる可能性があります。季節を通した光の入り方を考慮した配置が求められます。

パネル下の明るさが抑えられる

熱線吸収タイプは可視光線の透過率が低いため、屋根の下が標準タイプよりも暗くなります。曇天の日や夕方には、より暗さを感じやすくなるでしょう。玄関アプローチやリビングに隣接する場所に設置する際は、サンプルを確認して明るさの度合いを事前に把握しておくことが重要です。NIWARTでは、実際の施工事例をもとに、現場の状況に合わせた最適なトーンを提案しています。

メーカー別の主要ラインナップ

主要なエクステリアメーカー各社は、独自の技術を用いた熱線吸収ポリカーボネートを展開しています。

  • LIXIL(リクシル):熱線吸収ポリカーボネート(クリアブルーS)などが有名で、意匠性と機能性のバランスに優れています。
  • YKK AP:熱線遮断ポリカーボネート板を展開しており、マットな質感が高級感を演出します。
  • 三協アルミ:熱線遮断ポリカーボネートのほか、さらに遮熱性能を高めた熱線遮断FRP板などの選択肢も用意されています。

これらの素材は、NIWARTで取り扱う主要なカーポート製品(フーゴ、エフルージュ、スカイリードなど)のほとんどで選択が可能です。

まとめ:用途に合わせた屋根材選びを

ポリカーボネートの熱線吸収タイプは、夏の暑さ対策として非常に有効な手段です。車内温度の上昇を抑え、快適なカーライフやガーデンライフを実現するための心強い味方となります。明るさや冬場の温度変化といった特性を理解した上で、設置場所の条件に合致するタイプを選びましょう。NIWARTでは、お客様一人ひとりのライフスタイルや土地の条件を考慮し、最適な素材選びをサポートしています。カーポートやテラスの設置をご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。

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この記事を書いた人

代表 / エクステリアプランナー
安田良平

「お客様目線でのサービス提供」がモットーのエクステリアプランナー。

お客様の生活スタイルに合わせたより良いエクステリアの提案、
施工を行っております。

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