ハナミズキの病気を防ぐ育て方のポイントと発生時の対処法
2022年09月14日
カテゴリ: コラム
ハナミズキの病気を防ぐ育て方のポイントと発生時の対処法
春には美しい花を咲かせ、秋には紅葉や赤い実で目を楽しませてくれるハナミズキ。庭木として非常に人気が高い樹種ですが、環境の変化や手入れの不足によって病気が発生することもあります。大切に育てているハナミズキの葉に異変を感じた際、適切な判断と早急な対応が木の健康を左右します。NIWART(ニワート)では、埼玉・東京を中心に数多くの庭木メンテナンスを手がけてきました。本記事では、ハナミズキがかかりやすい病気の症状や原因、そして健やかな状態を保つための予防法について詳しく解説します。
目次
ハナミズキに発生しやすい主な病気の種類
ハナミズキは比較的丈夫な樹種ですが、特定の条件下でいくつかの病気が発生しやすくなります。早期発見のために、日頃から葉の状態を観察することが大切です。
葉が白く粉を吹いたようになる「うどんこ病」
ハナミズキで最も多く見られるのが「うどんこ病」です。カビの一種が原因で、葉の表面に白い粉をまぶしたような症状が現れます。光合成が阻害され、進行すると葉がねじれたり、生育が著しく衰えたりします。乾燥した時期や、逆に湿度が高い時期の変わり目に発生しやすいため、注意が必要です。
葉に褐色の斑点が出る「炭疽病(たんそびょう)」
炭疽病は、葉に円形の褐色斑点ができる病気です。症状が進むと斑点の中央部が抜け落ち、穴が開くこともあります。特に雨が多い時期に胞子が飛散して感染が広がります。被害を受けた葉は速やかに取り除き、周囲への感染を防ぐ処置が求められます。
梅雨時期に注意したい「黒星病」
黒星病は、葉に黒いシミのような斑点が現れるのが特徴です。バラによく見られる病気ですが、ハナミズキでも発生します。放置すると葉が黄色くなって落ちてしまい、木全体の活力を奪います。泥跳ねによって土中の菌が葉に付着することが原因の一つであるため、マルチングなどの対策が有効です。
病気と間違えやすい害虫の被害
見た目には病気のように見えても、実は害虫による食害や寄生が原因であるケースも少なくありません。
葉を食い荒らす「アメリカシロヒトリ」
夏から秋にかけて発生するアメリカシロヒトリは、ハナミズキの葉を網目状に食害します。初期段階ではクモの巣のような膜の中に幼虫が潜んでいるため、この時期に見つけて枝ごと除去するのが最も効果的です。放置すると木全体の葉が食べ尽くされる恐れがあります。
幹や枝に付着する「カイガラムシ」
枝に白い塊や貝殻のようなものが付着している場合、それはカイガラムシの可能性があります。樹液を吸うことで木を弱らせ、さらにその排泄物が原因で「すす病」を誘発することもあります。薬剤が効きにくい成虫になる前に、物理的にこすり落とすか、適切な時期の薬剤散布が必要です。
病気を予防するための適切な手入れ方法
病気の発生を防ぐには、ハナミズキがストレスなく育つ環境を整えることが基本となります。
剪定による日当たりと風通しの確保
枝葉が混み合うと、内部の風通しが悪くなり湿気がこもります。これはカビを原因とする病気の温床となります。冬の休眠期に不要な枝を整理し、樹冠内部まで光と風が届くようにすることで、病害虫の発生リスクを大幅に低減できます。
土壌環境の改善と肥料の与え方
根の活力が低下すると、病気に対する抵抗力も弱まります。水はけの良い土壌を保ち、夏場の極端な乾燥を防ぐための水やりを心がけましょう。また、窒素肥料の与えすぎは葉を軟弱にし、うどんこ病を招きやすくするため、適切な施肥設計が必要です。
NIWARTが提案する庭木のトータルケア
ハナミズキの健康維持には専門的な知見が欠かせません。NIWARTでは、単なる剪定だけでなく、土壌診断や病害虫の防除まで含めた総合的なメンテナンスを提供しています。Webサイトからのお問い合わせを通じて、お客様のご要望に合わせた最適なプランをご提案いたします。庭木の異変を感じた際や、長く美しい姿を保ちたい場合は、ぜひプロの技術をご活用ください。
まとめ
ハナミズキの病気は、早期の発見と適切な環境整備によって防ぐことが可能です。うどんこ病や炭疽病などの症状を正しく理解し、剪定や施肥による予防を徹底しましょう。ご自身での対処が難しい場合や、再発を繰り返す場合には、専門業者への相談が近道となります。健やかなハナミズキとともに、四季折々の庭の景色を楽しんでいきましょう。
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この記事を書いた人

安田良平
「お客様目線でのサービス提供」がモットーのエクステリアプランナー。
お客様の生活スタイルに合わせたより良いエクステリアの提案、
施工を行っております。
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