シンボルツリーに常緑樹を選ぶ魅力とは?後悔しない種類選びと庭づくりのコツ
2025年07月08日
カテゴリ: コラム
シンボルツリーに常緑樹を選ぶ魅力とは?後悔しない種類選びと庭づくりのコツ
住まいの顔となるシンボルツリーは、外構デザインにおいて非常に重要な役割を果たします。特に一年中緑を絶やさない常緑樹は、目隠し効果や冬の景観維持に優れており、多くの施主様から選ばれています。しかし、成長スピードや管理の手間を考慮せずに植えてしまうと、後のメンテナンスで苦労するケースも少なくありません。本記事では、福岡県を中心に外構・造園を手掛けるNIWART(ニワート)の知見を交え、シンボルツリーに最適な常緑樹の選び方とおすすめの樹種を詳しく解説します。
目次
- シンボルツリーに常緑樹が選ばれる3つの理由
- 失敗しない常緑シンボルツリーの選び方
- プロが厳選するおすすめ常緑樹10選
- 常緑樹を美しく保つためのメンテナンス
- NIWARTが提案する「建物と調和する植栽デザイン」
- まとめ
シンボルツリーに常緑樹が選ばれる3つの理由
庭の主役となるシンボルツリーに常緑樹を選ぶメリットは多岐にわたります。落葉樹にはない特性を理解することで、理想の庭づくりに近づくはずです。
一年中緑を楽しめる景観の安定性
常緑樹の最大のメリットは、冬場でも葉を落とさず、一年中美しい緑を保てる点にあります。落葉樹は冬になると枝だけになり、寂しい印象を与えがちです。一方で常緑樹であれば、季節を問わず潤いのある外観を維持できるでしょう。NIWARTでは、建物の外壁色や素材に合わせて、葉の色味や質感の異なる常緑樹を提案しています。
プライバシーを守る目隠し効果の持続
道路や隣家からの視線を遮る役割を兼ねる場合、常緑樹は非常に有用です。落葉樹は冬に葉がなくなるため、必要な時期に目隠しとしての機能を果たせなくなるリスクがあります。密に葉が茂る常緑樹を配置すれば、年間を通じて家族のプライバシーを守ることが可能です。フェンスと組み合わせることで、より自然な印象のバリアを構築できるでしょう。
落ち葉掃除の手間が比較的少ない
常緑樹であっても古い葉は生え変わるため、全く落ち葉がないわけではありません。ただし、特定の時期に一斉に落葉する落葉樹と比較すると、掃除の負担は分散されます。近隣トラブルを避けるために、道路側には落葉の少ない種類を選ぶといった配慮が重要です。毎日のメンテナンス時間を短縮したい方にとって、常緑樹は現実的な選択肢となります。
失敗しない常緑シンボルツリーの選び方
シンボルツリー選びで後悔しないためには、見た目だけでなく、環境への適応性を考慮する必要があります。
樹形と成長スピードの確認
木の種類によって、横に広がるタイプや上に伸びるタイプなど、成長の仕方が異なります。植えた当初は小さくても、数年で手に負えない大きさになる種類もあるため注意が必要です。剪定の頻度を抑えたい場合は、成長が緩やかな樹種を選ぶのが賢明でしょう。庭のスペースに合わせた最終的なサイズをイメージして選定してください。
日照条件と耐寒性のチェック
植える場所の日当たりは、樹木の健康状態を左右する重要な要因です。日向を好むオリーブなどは、日陰に植えると葉が落ちたり病気になったりする可能性があります。反対に、半日陰を好むハイノキなどは、西日が強く当たる場所を避けるべきです。植栽場所の環境と樹種の特性を一致させることが、長く美しく育てる秘訣といえます。
プロが厳選するおすすめ常緑樹10選
外構のプロの視点から、シンボルツリーとして特におすすめしたい常緑樹をご紹介します。
オリーブ|洋風住宅に映える定番の樹種
シルバーグリーンの葉が特徴のオリーブは、モダンな住宅から南欧風の住宅まで幅広くマッチします。乾燥に強く、比較的育てやすいため、初心者の方にも最適です。2種類以上の品種を近くに植えることで実をつけやすくなるため、収穫を楽しみたい方は検討してみてください。
シマトネリコ|涼しげな葉が魅力の人気種
小さな葉が密に茂り、風に揺れる姿が涼しげなシマトネリコは、現代の外構デザインに欠かせない存在です。非常に強健で成長が早いため、こまめな剪定が必要になります。定期的なメンテナンスを行うことで、常に軽やかな印象を保つことができるでしょう。
ソヨゴ|赤い実と美しい葉のコントラスト
風に吹かれると葉が擦れて「ソヨソヨ」と音がすることから名付けられたソヨゴ。成長が穏やかで樹形が崩れにくいため、狭いスペースのシンボルツリーにも適しています。雌株を選べば冬に可愛い赤い実をつけ、庭に彩りを添えてくれます。
フェイジョア|花も実も楽しめる果樹
エキゾチックな花と、パイナップルのような香りの実が楽しめるフェイジョア。葉の裏が白っぽいため、コントラストが美しいのが特徴です。病害虫に強く、あまり手がかからない点も魅力の一つでしょう。個性的でありながら、日本の住宅にも馴染みやすい樹種です。
ハイノキ|自然な樹形が美しい雑木の庭に
山に自生する雰囲気を持ち、雑木風の庭づくりに最適なハイノキ。成長が非常にゆっくりであるため、剪定の手間がほとんどかかりません。日陰にも耐性があり、北側の玄関アプローチなどにも適しています。可憐な白い花が春に咲く姿は、心を和ませてくれるでしょう。
ユーカリ・ポポラス|銀色の葉がおしゃれな空間を演出
丸みを帯びた銀色の葉が特徴的なユーカリ・ポポラスは、切り花やドライフラワーとしても人気です。非常に成長が早いため、高さをコントロールするための芯止めが必要になります。おしゃれなカフェのような雰囲気を庭に取り入れたい方に選ばれています。
常緑ヤマボウシ|花・実・紅葉を楽しめる多機能樹
一般的なヤマボウシは落葉樹ですが、常緑種であるホンコンエンシスなどは一年中葉を保ちます。初夏には白い花が木を覆い、秋には赤い実をつけ、さらに冬には葉が赤紫色に色づくなど、四季の変化を感じられるのが大きな特徴です。
キンモクセイ|香りで季節を感じるシンボルツリー
秋に漂う甘い香りが特徴のキンモクセイは、古くから日本の庭で親しまれてきました。葉が密に茂るため、生垣や目隠しとしての機能も優れています。大気汚染にも強く、都市部の住宅地でも元気に育つ強健な性質を持っています。
ミモザ(アカシア)|春を告げる鮮やかな黄色い花
3月頃にふわふわとした黄色い花を咲かせるミモザは、庭を一気に明るくしてくれます。銀色の繊細な葉も美しく、花がない時期も観賞価値が高い樹種です。枝が横に広がりやすいため、ある程度の広さがある庭に適しています。
ユズリハ|縁起の良い伝統的な常緑樹
新しい葉が出てから古い葉が落ちるという性質から「家系が絶えない」とされる縁起の良い木です。重厚感のある葉は和風庭園だけでなく、最近では和モダンな住宅の外構にも採用されています。日陰に強く、落ち着いた雰囲気を演出したい場合に最適です。
常緑樹を美しく保つためのメンテナンス
常緑樹を美しく保つためには、適切な剪定と水やりが欠かせません。剪定の適期は樹種によって異なりますが、一般的には新芽が動く前の春先や、成長が落ち着く秋頃に行います。特に成長の早いシマトネリコやユーカリなどは、形を整えるための「透かし剪定」を行い、風通しを良くすることが病害虫の予防に繋がります。また、植え付けから2年程度は、土が乾いたらたっぷりと水を与えるように心がけましょう。
NIWARTが提案する「建物と調和する植栽デザイン」
シンボルツリーは単体で考えるのではなく、建物や門柱、ライティングとのバランスが重要です。NIWARTでは、夜間に樹木を下から照らすアップライトの設置や、影が外壁に映るように配置する「シャドーライティング」を提案しています。常緑樹は夜間の照明効果も一年中楽しめるため、夜の景観にこだわりたい方には非常におすすめです。お客様のライフスタイルに合わせた最適な一本を、私たちが共に選び抜きます。
まとめ
常緑のシンボルツリーは、一年を通じて庭に緑の彩りを与え、私たちの生活に安らぎをもたらしてくれます。メリットやデメリット、そして樹種ごとの特性を正しく理解することで、住まいをより魅力的に演出することが可能です。福岡県内でシンボルツリーの植栽や外構リフォームをご検討中の方は、ぜひNIWARTへご相談ください。建物の魅力を最大限に引き出す、価値ある庭づくりをサポートいたします。
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この記事を書いた人

安田良平
「お客様目線でのサービス提供」がモットーのエクステリアプランナー。
お客様の生活スタイルに合わせたより良いエクステリアの提案、
施工を行っております。
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