駐車場やガレージをリフォームする時に大事なこと
2020年03月23日
カテゴリ: 駐車場・ガレージ・車庫
駐車場やガレージをリフォーム(拡大など)する時の注意点や確認しておくこと
駐車場やガレージを拡張などリフォームすることを考えるときに、施工を行う前にまずは実際に思い描いている場所に施工が出来るか?または希望の大きさで造作出来るか?などいくつか確認しておく事柄や注意点がありますので、ここでは参考に幾つか例を上げて説明していきます。
駐車予定の車種やバイク、自転車の台数など駐車可能なスペースが確保できるか?
まずは、実際に停める予定をしている車種、バイク、自転車など、ある程度の大きさを想定する必要があります。
車を停める際には、細かく計測する必要はありませんが、「縦、横の大きさ」「車の高さ」「ドアを開けて乗り降りするスペース」「後部トランクやハッチバックなどを開閉するスペース」など実際の車の大きさに加え、人や荷物の出入りを行うスペースなどもある程度、考えておく必要があります。
駐車場に必要なサイズなどをまとめた記事はこちら道路との段差や高低差はどの程度か?それによるスロープ、坂道など・・・
駐車場のリフォーム(拡張など)で大切になるので、出入りする前面道路との高低差になります。
新たに駐車スペースとするところが、道路から高いところにある庭園になっている場合や石垣、ブロックなどで土を止め、地盤が道路から上がっているところなどに駐車場やガレージを造作する場合。
駐車場の勾配(スロープ)の角度にもある程度限界がありますので、道路からあまり高低差がつかずに車が止めれるように土などをごそっと掘り下げ、土を処分する必要があります。その際、駐車場内に土がこぼれてこないように新たにブロックなどで土留めを行う必要があり、場合によっては大掛かりな工事になることもありますので、一度、新たに駐車場にする場所の道路からの高低差を確認することが大切になります。
汚水桝や雨水枡、水道管やガス管などの設備関係の干渉は大丈夫か?
こちらについては、施工業者に確認してもらうのがベストですが、事前に 水道管の位置やガス管の位置などがわかれば打ち合わせがスムーズに行えます。
また、新たに作る駐車場やガレージの場所に干渉する場合、汚水配管や雨水配管、水道管やガス管など移設や作り直しを行う必要がでるケースがあります。 また、場合によっては設備関連の移設等が出来ないケースもありますので、 打ち合わせの場合には確認してもらうことをオススメします。
どのような用途に使うか?またその対策を考える
ここまで駐車場やガレージという形で説明してきましたが、実際には車のみを停める以外にバイクや自転車、物置を置いたり、また洗濯物干しスペースにするなどさまざまなケースがあります。
その場合、新たに作る駐車スペースのサイズそのものを考慮するとともに、 防犯対策や雨対策などもあわせて見てみるとより使い勝手の良いスペースとなります。
例えば、車の他にバイクや自転車などをおけるように考える場合、自転車やバイクが雨ざらしになってしまうので、カーポートなどの屋根の設置を考えたり、 洗濯物干しスペースなどの場合は竿掛けの設置や更に雨に濡れないようにカーポートなどの屋根に加え、側面からの雨の吹込みを防げるように側面パネルの設置を考えたり、使う用途によって必要な対策が変わってきますので、是非ここまでの記事を参考にして頂き、より良いリフォーム工事にしてみて下さい。
この記事を書いた人
安田良平
「お客様目線でのサービス提供」がモットーのエクステリアプランナー。
お客様の生活スタイルに合わせたより良いエクステリアの提案、
施工を行っております。