サンルームの大雨による騒音対策|雨音が気になる原因と静かな空間を作る方法
2020年01月16日
カテゴリ: コラム
サンルームの大雨による騒音対策|雨音が気になる原因と静かな空間を作る方法
サンルームを設置する際、多くの方が懸念されるのが「大雨の際の音」です。屋根を叩く雨音が室内に響き渡り、テレビの音が聞こえなかったり、会話が遮られたりすることを心配されるケースは少なくありません。NIWART(ニワート)では、岐阜県や愛知県を中心に多くのサンルーム施工を手掛けてまいりました。その経験から、雨音の原因とその対策について詳しく解説します。設置後に「こんなにうるさいとは思わなかった」と後悔しないために、構造上の特徴と適切な部材選びの知識を深めていきましょう。
目次
サンルームの大雨による「うるさい音」の正体
サンルームに降る大雨がなぜこれほどまでに大きな音として感じられるのか、その理由はサンルーム特有の構造にあります。一般的な住宅の屋根は、瓦やスレートの下に野地板や断熱材、吸音材が重層的に重なっています。しかし、サンルームの屋根は採光を優先するため、薄い板一枚で構成されていることがほとんどです。
屋根材の振動が音を増幅させる仕組み
大雨が降ると、雨粒が屋根材に直接衝突します。このとき、薄いポリカーボネートなどの素材は、太鼓の膜のように振動します。この振動がサンルーム全体のアルミフレームに伝わり、空間全体で音が共鳴する「太鼓現象」が起こるのです。特に周囲が静かな夜間などは、実際よりも音が大きく感じられる傾向にあります。
雨音の大きさはどのくらい?デシベルで比較
一般的な降雨時の音圧レベルは、サンルーム内では約60デシベルから70デシベルに達することがあります。これは「走行中の自動車内」や「騒がしい事務所」と同等のレベルです。激しい大雨になると80デシベル(地下鉄の車内相当)を超えることもあり、隣にいる人との会話に支障をきたすレベルといえます。こうした数値を知っておくことは、対策の必要性を判断する基準となるでしょう。
屋根材の違いによる雨音の響き方の差
サンルームの騒音問題を根本から解決するためには、屋根材の選定が最も重要です。NIWARTでは、お客様のご要望に合わせて最適な素材を提案しています。
ポリカーボネート板の特徴と音の響き
現在、多くのサンルームで標準的に採用されているのがポリカーボネートです。耐衝撃性に優れ、紫外線をカットする効果も高い優れた素材ですが、遮音性に関してはそれほど高くありません。厚みが薄いものほど振動しやすく、雨音が響きやすい性質を持っています。ただし、近年では厚みを持たせたタイプや、防汚機能を備えたものなど、バリエーションが豊富になっています。
防音性を重視するなら「ガラス屋根」という選択
雨音を劇的に軽減したい場合は、ガラス屋根の選択が有効です。ガラスはポリカーボネートに比べて重量があり、素材自体の密度が高いため、雨粒の衝突による振動を抑制します。特に「合わせ複層ガラス」などを採用すると、断熱効果とともに非常に高い遮音性を発揮します。ポリカーボネートに比べると費用は高くなりますが、リビングの延長として常用される方には満足度の高い選択肢です。
設置後にできるサンルームの騒音対策
すでにサンルームを設置しており、雨音に悩まされている場合でも、いくつかの方法で音を和らげることが可能です。
天井カーテンや内部日除けの設置
サンルームの内側に天井カーテンやシェードを設置することで、屋根から伝わる音をある程度吸収できます。布製品は吸音効果を持っているため、振動した空気が直接室内に響くのを防ぎます。また、これらは夏場の遮熱対策としても有効であるため、一石二鳥の対策といえます。
防音フィルムや緩衝材の活用
専門的な知識が必要になりますが、屋根材とフレームの接触部分に緩衝材を挟み込んだり、防音・遮熱フィルムを貼付したりする方法もあります。フレームに伝わる振動をカットすることで、共鳴を抑える効果が期待できます。ただし、DIYでの施工は雨漏りの原因になることもあるため、専門業者への相談をおすすめします。
後悔しないサンルーム選びでNIWARTが大切にしていること
NIWARTでは、単にサンルームを設置するだけでなく、その後の暮らしやすさを最優先に考えています。岐阜県や愛知県の地域特性、施主様のご自宅の周辺環境を考慮し、「音」の問題についても事前にしっかりとヒアリングを行います。例えば、寝室に隣接する場所に設置する場合は、より遮音性の高い仕様を提案するなど、ライフスタイルに寄り添ったプランニングが強みです。長く愛用いただける空間づくりのために、プロの視点からメリットとデメリットを包み隠さずお伝えしています。
まとめ
サンルームの大雨による音は、構造上の特性から避けて通れない問題ではありますが、適切な素材選びや工夫次第で大きく改善できます。ポリカーボネートの軽快さを取るか、ガラス屋根の静寂性を取るか、それぞれの特性を理解した上で選ぶことが大切です。NIWARTでは、お客様一人ひとりに最適なエクステリアプランをご提案しております。騒音対策を含めたサンルームの設置でお悩みの方は、ぜひ一度お問い合わせください。
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この記事を書いた人

安田良平
「お客様目線でのサービス提供」がモットーのエクステリアプランナー。
お客様の生活スタイルに合わせたより良いエクステリアの提案、
施工を行っております。
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