フェンスの高さ制限は何メートルまで?法律や設置時の注意点を解説
2025年11月26日
カテゴリ: コラム
フェンスの高さ制限は何メートルまで?法律や設置時の注意点を解説
お庭や外構のプライバシーを守るためにフェンスを設置する際、気になるのが「高さの制限」です。隣家との境界トラブルを避け、安全な住まいをつくるためには、法律や自治体のルールを正しく理解しておく必要があります。NIWART(ニワート)では、デザイン性と安全性を両立させた外構プランをご提案していますが、本記事ではフェンス設置前に知っておきたい高さの規定や、目的別の最適な高さについて詳しく解説します。
目次
法律で定められたフェンスの高さ制限
フェンスの高さは、主に「民法」と「建築基準法」の2つの法律によって制限が設けられています。これらを守らない場合、近隣住民からの撤去請求や、地震時の倒壊リスクを招く恐れがあるため注意が必要です。
民法におけるフェンスの規定
民法第225条では、隣地との境界に設ける囲障(フェンスや塀)について、原則として「高さ2メートル」までと定めています。隣地所有者と協議が整わない場合、この2メートルという基準が法的根拠となります。ただし、地域にこれと異なる慣習がある場合は、その慣習が優先されるケースも少なくありません。
建築基準法による高さと構造の制限
建築基準法では、主に安全性の観点から制限が設けられています。特にブロック塀の上にフェンスを設置する場合、ブロック塀自体の高さは2.2メートル以下に抑えなければなりません。また、壁の厚さや控え壁の有無についても厳格な基準が存在します。一般的なアルミフェンスそのものに厳しい高さ制限はありませんが、風圧に耐えうる基礎の設計が必須となります。
目的別に見るフェンスの最適な高さ目安
フェンスの高さは、単に高ければ良いというわけではありません。用途に合わせて適切な高さを選ぶことが、快適な住環境づくりに繋がります。
プライバシー保護(目隠し)が目的の場合
周囲からの視線を遮る「目隠し」が目的であれば、1.8メートルから2.0メートル程度の高さが一般的です。日本人の平均的な身長を考慮すると、1.8メートルあれば外を歩く人の視線を十分にカットできます。室内での生活動線や、地面の高さ(GL)の差を考慮して決定することが重要です。
境界の明示や防犯が目的の場合
隣家との境界をはっきりさせることや、侵入抑制が目的の場合は、0.8メートルから1.2メートル程度の高さが選ばれます。この高さであれば圧迫感が少なく、見通しが良いため、防犯上も死角を作りにくいというメリットがあります。NIWARTでは、周囲の景観と調和する素材選びも重視しています。
高いフェンスを設置する際の注意点とトラブル対策
高低差のある土地や、完全に視線を遮りたい場合には高いフェンスが必要になりますが、いくつか考慮すべきリスクがあります。
日当たりや風通しへの配慮
高さのあるフェンスを設置すると、隣家の庭や窓に影を落としてしまう可能性があります。「日照権」に関するトラブルを避けるため、光を透過するパネル素材の採用や、ルーバー状の隙間があるデザインを選択するなどの工夫が求められます。風通しが悪くなることで、植物の生育や湿気の問題が発生しないよう配慮しましょう。
強度不足による転倒リスクの回避
フェンスが高くなればなるほど、受ける風の抵抗は大きくなります。台風などの強風時にフェンスが倒壊すれば、大きな事故に繋がりかねません。柱の太さや埋め込み深さ、基礎のコンクリート量など、メーカーが推奨する基準を上回る安全設計を行うことが不可欠です。
NIWARTが提案する安心のフェンス設計
NIWART(ニワート)では、お客様のご要望に合わせて、法的基準をクリアしながらもプライバシーを確保できる最適なフェンスをご提案しています。現地の測量を丁寧に行い、地面の高さや隣家の窓の位置を把握した上で、適切な高さと素材を選定します。単なる目隠しではなく、住まい全体の価値を高める外構デザインを実現いたします。フェンス設置に関してお悩みの方は、ぜひNIWARTまでご相談ください。
まとめ
フェンスの高さ制限は、民法で原則2メートル、建築基準法では安全構造に基づいた制限があります。目隠し目的であれば1.8メートル前後が目安となりますが、隣家への配慮や構造の安全性を無視することはできません。法律を遵守しつつ、住まいの環境に最適な高さを選ぶことが、長く安心して暮らせる外構づくりの秘訣です。プロの視点を取り入れ、後悔のないフェンス設置を進めましょう。
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この記事を書いた人

安田良平
「お客様目線でのサービス提供」がモットーのエクステリアプランナー。
お客様の生活スタイルに合わせたより良いエクステリアの提案、
施工を行っております。
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