外構工事の小運搬費とは?費用相場や発生する理由、抑えるコツを解説
2025年09月21日
カテゴリ: コラム
外構工事の小運搬費とは?費用相場や発生する理由、抑えるコツを解説
外構工事の見積書を確認した際、「小運搬費(しょううんぱんひ)」という項目を目にすることがあります。他の項目に比べて内容が分かりにくいため、なぜこの費用が必要なのか疑問を抱く方も少なくありません。小運搬費は、工事の品質を維持し、安全に作業を進めるために重要な役割を果たします。本記事では、愛知県名古屋市を中心に外構・エクステリアのデザイン・施工を手掛けるNIWART(ニワート)が、小運搬費の仕組みや相場、費用が発生しやすいケースについて詳しく解説します。
目次
小運搬費の定義と外構工事で必要な理由
小運搬費とは、工事に使用する資材や機材を、運搬トラックが停車した場所から実際の作業箇所まで運び込むためにかかる費用のことです。通常、建築資材は大型トラックや中型トラックで現場付近まで運ばれますが、すべての現場で作業場所のすぐ横に停車できるわけではありません。こうした状況において、人の手や小型の運搬車を用いて資材を移動させる手間が小運搬費として計上されます。
資材を運ぶ「二次的な輸送」の重要性
外構工事では、ブロック、レンガ、砕石、生コンクリートなど、重量のある資材を大量に使用します。トラックから施工場所まで距離がある場合、それらを一つひとつ運ぶ作業には膨大な時間と労力が伴います。この移動作業を効率的かつ安全に行うための体制を整える費用が小運搬費であり、見積書の透明性を高めるために他の施工費とは分けて記載されるのが一般的です。
外構工事における小運搬費の費用相場
小運搬費の相場は、運ぶ距離や資材の量、そして作業にかかる人数によって変動します。一概に固定された金額ではありませんが、一般的な外構工事における目安を把握しておくと安心です。
人件費をベースとした算出方法
多くのケースでは、作業員1人あたりの日当を基準に算出されます。目安としては、1日あたり15,000円から30,000円程度が一般的です。資材の量が多く、数日にわたって小運搬が必要な場合は、その日数分が加算されます。また、搬入距離が20メートルを超える場合など、特定の条件下で割増料金が設定されることもあります。
使用する重機や車両による変動
人の手による運搬だけでなく、小型の運搬車(キャタピラ付きの台車など)を使用する場合、その機材使用料や燃料費が含まれることもあります。手運びよりも効率は向上しますが、機材のレンタル料が発生するため、見積書の項目を確認することが大切です。NIWARTでは、現場の状況に合わせた最適な運搬計画を立て、無駄なコストが発生しないよう努めています。
小運搬費が発生しやすい敷地の特徴
小運搬費はすべての現場で一律に発生するものではありません。特に費用が計上されやすい敷地の条件を紹介します。
旗竿地や奥行きのある敷地
道路に接する部分が細長く、奥に建物がある「旗竿地(はたざおち)」は、小運搬費が発生しやすい典型的な例です。入り口にトラックを停めても、奥の庭まで距離があるため、何度も往復して資材を運ぶ必要があります。距離が長くなるほど作業時間は増え、費用に反映されやすくなります。
前面道路が狭く大型トラックが進入できない
住宅街などで前面道路の幅員が狭い場合、資材を積んだ大型トラックが敷地近くまで入れません。少し離れた広い道路にトラックを停め、そこから軽トラックに積み替えてピストン輸送をしたり、手押し車で運んだりする必要が生じます。この積み替え作業や往復の手間がコストアップの要因となります。
高低差があり階段やスロープが必要な場合
道路から玄関や庭までの間に大きな高低差がある敷地も注意が必要です。階段がある場合は重機が使えず、すべて人力での荷揚げ作業となります。斜面を登りながらの運搬は重労働であり、安全確保のために人員を増やす必要があるため、平坦な土地に比べて小運搬費が高くなる傾向にあります。
小運搬費を適切に抑えるためのポイント
小運搬費は物理的な作業に対する対価であるため、ゼロにすることは難しい項目です。しかし、工夫次第で費用を抑えることは可能です。まず、工事の範囲や順序を工夫し、一度にまとめて資材を搬入できる計画を立てることが有効です。また、使用する資材を軽量なものに変更したり、現場で加工する手間を減らしたりすることも検討の余地があります。最も重要なのは、現地調査を綿密に行い、正確な搬入ルートを把握している業者に依頼することです。NIWARTでは、事前の現地調査を徹底し、お客様の敷地条件に合わせた最も効率的な搬入方法をご提案しています。
まとめ
外構工事の見積書に現れる小運搬費は、敷地条件によって左右される正当な経費です。特に旗竿地や狭小地、高低差のある土地では、職人の手間を適正に評価するために欠かせない項目といえます。内容を正しく理解し、納得感のある家づくりを進めることが大切です。愛知県で外構工事をご検討中の方は、デザイン性と機能性を両立させた提案を得意とするNIWARTへぜひご相談ください。現場の状況に寄り添った最適なプランニングを提供します。
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この記事を書いた人

安田良平
「お客様目線でのサービス提供」がモットーのエクステリアプランナー。
お客様の生活スタイルに合わせたより良いエクステリアの提案、
施工を行っております。
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