庭で焚き火を楽しむための設計ポイント|安全に配慮した素材選びとレイアウトのコツ
2025年08月31日
カテゴリ: コラム
庭で焚き火を楽しむための設計ポイント|安全に配慮した素材選びとレイアウトのコツ
近年、自宅の庭でキャンプのような「焚き火」を楽しむスタイルが注目を集めています。揺らぐ炎を眺めながら過ごす時間は、日常の喧騒を忘れさせ、深いリラックス効果をもたらします。しかし、住宅地で焚き火を行うには、安全性や近隣への配慮、自治体の条例遵守など、クリアすべき課題が少なくありません。本記事では、NIWART(ニワート)が推奨する、安全で心地よい「焚き火ができる庭」をつくるための設計ノウハウを詳しく解説します。
目次
- 自宅の庭で焚き火を行う前に知っておくべき基本事項
- 安全に焚き火を楽しむための庭のデザインと素材
- 焚き火スペースのスタイル別アイデア
- NIWART(ニワート)が提案する「火のある暮らし」のトータルデザイン
- まとめ
自宅の庭で焚き火を行う前に知っておくべき基本事項
庭での焚き火は、適切な準備なしに行うと思わぬトラブルを招く恐れがあります。まずは法的なルールと社会的なマナーを整理しましょう。
消防法や自治体の条例の確認
日本では、廃棄物の処理及び清掃に関する法律(廃棄物処理法)により、原則として野焼きは禁止されています。ただし、焚き火やキャンプファイヤーなどの「軽微なもの」は例外として認められるケースが多いですが、自治体ごとに運用ルールが異なります。例えば、煙の量や時間帯に制限を設けている地域もあるため、事前に居住地の役所や消防署のWebサイトを確認することが重要です。
近隣住民への配慮とマナー
住宅密集地では、煙や臭いが原因で近隣トラブルに発展する可能性があります。焚き火を行う際は、洗濯物が干されていない時間帯を選び、乾燥しすぎた薪(煙が出にくいもの)を使用する工夫が求められます。風の強い日は火の粉が飛散するリスクが高まるため、実施を控える判断も欠かせません。周囲への気配りがあってこそ、長く楽しめる庭の趣味となります。
安全に焚き火を楽しむための庭のデザインと素材
焚き火を日常的に楽しむためには、ハード面での整備が不可欠です。火災リスクを最小限に抑える設計のポイントを解説します。
防火性に優れた床材の選定
焚き火台を使用する場合でも、地面には熱や火の粉が伝わります。芝生やウッドデッキの上で直接焚き火を行うのは避け、不燃性の素材を敷き詰めた専用スペースを設けましょう。おすすめの素材は、天然石、インターロッキング、レンガ、コンクリート平板などです。これらの素材は熱に強く、火の粉が落ちても燃え広がる心配がありません。NIWARTでは、景観を損なわないデザイン性の高い石材をご提案しています。
焚き火スペースの適切な配置と距離
焚き火を行う場所は、建物や隣地境界から十分な距離を保つ必要があります。特に、可燃性の物置や植栽、隣家の窓の近くは避けなければなりません。理想的なのは、庭の中心部や、周囲に障害物がない開けたエリアです。また、頭上に樹木の枝が張り出していないか、物干し竿がないかも確認してください。上昇気流によって火の粉が高く舞い上がることがあるため、上方の空間確保も設計上の重要なチェック項目となります。
焚き火スペースのスタイル別アイデア
どのようなスタイルの焚き火空間を作るかによって、庭の雰囲気は大きく変わります。
据え置き型のファイヤーピット
欧米の庭で見られるような、石やレンガで組んだ「ファイヤーピット」を設置すると、庭の主役となるシンボリックな空間が生まれます。据え置き型は安定感があり、多人数で囲みやすいのが特徴です。使わないときも庭のアクセントとして機能し、ガーデン家具と組み合わせることで屋外リビングのような贅沢な空間を演出できます。
移動可能な焚き火台を活用するレイアウト
「たまに楽しみたい」「場所を固定したくない」という場合は、市販の焚き火台を使用する前提で床面だけを舗装するプランが適しています。直径2メートル程度の円形または四角形の舗装エリアを設ければ、普段はカフェスペースとして利用し、夜は焚き火を楽しむといった多目的な活用が可能です。
NIWART(ニワート)が提案する「火のある暮らし」のトータルデザイン
NIWARTでは、単に設備を配置するだけでなく、お客様のライフスタイルに合わせた最適な庭の設計を行っています。焚き火ができる庭づくりにおいては、風向きを考慮した配置計画や、火を眺めるための最適なベンチの高さ、夜間を彩るライティングなど、細部にわたる工夫を盛り込みます。専門的な知見を持つプロフェッショナルが、安全性を確保しながら、住まいの価値を高めるアウトドア空間を実現いたします。
まとめ
庭での焚き火は、心豊かな時間を生み出す素晴らしいコンテンツです。しかし、その実現には「安全」と「マナー」の徹底が前提となります。耐火性の高い素材選びや適切な距離の確保をプロの視点で設計することで、安心して火を楽しめる環境が整います。自分たちの理想とする「火のある暮らし」を、ぜひNIWARTと一緒に形にしていきましょう。
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- お問い合わせ – 焚き火ができる庭づくりのご相談はこちらから承っております。
この記事を書いた人

安田良平
「お客様目線でのサービス提供」がモットーのエクステリアプランナー。
お客様の生活スタイルに合わせたより良いエクステリアの提案、
施工を行っております。
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