シンボルツリーにハイノキを選ぶ魅力と育て方|後悔しないための植栽計画をプロが解説
2025年07月08日
カテゴリ: コラム
シンボルツリーにハイノキを選ぶ魅力と育て方|後悔しないための植栽計画をプロが解説
新築の外構や庭のリフォームを検討する際、庭の主役となる「シンボルツリー」選びは非常に重要な工程です。数ある樹種の中でも、近年圧倒的な人気を誇るのが「ハイノキ」です。常緑樹でありながら落葉樹のような軽やかな枝ぶりを持ち、和モダンから洋風建築まで幅広く調和する稀有な存在です。しかし、成長が緩やかでデリケートな一面もあるため、特徴を正しく理解した上での植栽が欠かせません。本記事では、造園・外構のプロフェッショナルであるNIWARTの視点から、ハイノキの魅力、育て方のコツ、そして植栽で後悔しないためのポイントを詳しく解説します。
目次
シンボルツリーとしてハイノキが選ばれる理由
ハイノキは、西日本を中心に自生するハイノキ科の常緑広葉樹です。かつては「幻の木」と呼ばれるほど流通量が少なかったのですが、その美しさから現在はシンボルツリーの定番となりました。NIWARTの庭づくりにおいても、お客様から指名されることが多い樹種の一つです。
繊細で涼しげな自然樹形
ハイノキ最大の魅力は、細い枝が重なり合う繊細な樹形にあります。風に揺れる小さな葉は光を優しく透過し、庭に柔らかな木漏れ日を作り出します。人工的な剪定をあまり必要とせず、自然なままの姿で美しいシルエットを保てる点は、忙しい現代のライフスタイルに適しています。
常緑樹なのに重たさを感じさせない
一般的な常緑樹(シラカシやシマトネリコなど)は葉が密集しやすく、冬場でも緑を絶やさない反面、圧迫感を感じることがあります。対してハイノキは、葉一枚一葉が小さく、密度も程よいため、冬でも庭が暗くなりません。一年中緑を楽しみつつ、軽やかな印象を維持できるのが選ばれる理由です。
ハイノキを美しく保つ育て方のポイント
ハイノキは成長が非常に緩やかであるため、一度植えると形を長く維持できるメリットがありますが、その分、植え付け初期の環境整備が重要になります。
適した植栽場所と日当たり
ハイノキはもともと山林の半日陰に自生する樹木です。そのため、西日が強く当たる場所や、乾燥しすぎる場所は苦手とします。理想的なのは、午前中に日が当たり、午後は日陰になるような「半日陰」の場所です。建物の北側や東側への植栽が適しており、NIWARTでも土地の向きに合わせた最適な配置を提案しています。
水やりと日常のメンテナンス
植え付けから2年程度、根がしっかりと張るまでは土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えてください。乾燥には弱いため、特に夏場の水切れには注意が必要です。肥料は春と秋に緩効性のものを少量与えるだけで十分です。剪定については、枯れた枝や重なりすぎた枝を間引く程度で、強い刈り込みは避けるようにしましょう。
知っておきたいハイノキのデメリットと対策
非常に魅力的なハイノキですが、検討する上で理解しておくべき注意点もあります。まず、成長が遅いため、大きなサイズ(2メートル以上)の株は他の樹種に比べて価格が高騰する傾向にあります。また、環境が合わないと葉を落としやすく、特に真夏の直射日光による葉焼けには注意が必要です。これらのリスクを回避するためには、植栽時に土壌改良を行い、保水性と排水性のバランスを整えることが重要です。
NIWARTが提案するハイノキを取り入れた庭づくり
NIWARTでは、単にハイノキを植えるだけでなく、その周囲の環境を含めたトータルデザインを行っています。例えば、ハイノキの足元に日陰を好む下草(アジュガやフイリヤブランなど)を配置し、天然石やウッドチップを組み合わせることで、森のような自然な雰囲気を演出します。また、夜間にはライトアップを施し、繊細な枝の影を外壁に映し出すような設計も得意としています。お客様の住まいを彩る唯一無二の景観を作り上げることが、私たちの使命です。
まとめ
ハイノキは、繊細な美しさと手間の少なさを両立した、理想的なシンボルツリーです。適切な場所に植え、最低限のケアを行うことで、住まいに四季折々の安らぎをもたらしてくれます。NIWARTでは、ハイノキをはじめとする多様な樹木の中から、お客様の土地の条件やライフスタイルに最適な植栽計画をご提案いたします。お庭の計画でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
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この記事を書いた人

安田良平
「お客様目線でのサービス提供」がモットーのエクステリアプランナー。
お客様の生活スタイルに合わせたより良いエクステリアの提案、
施工を行っております。
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