京都市の住まいに調和する御簾垣|伝統的な美しさと実用性を両立する庭園づくり
2025年04月01日
カテゴリ: コラム
京都市の住まいに調和する御簾垣|伝統的な美しさと実用性を両立する庭園づくり
京都市の歴史ある街並みや落ち着いた住宅街において、外構デザインは住まいの品格を左右する重要な要素です。中でも「御簾垣(みすがき)」は、古くから京都の庭園や茶室で愛用されてきた伝統的な竹垣の一つ。周囲の視線を遮りつつ、風を通す機能性の高さから、現代の住宅設計でも再び注目を集めています。外構・造園のスペシャリストであるNIWARTが、京都市の風土に合わせた御簾垣の魅力と、失敗しない施工のポイントを詳しく解説します。
目次
- 御簾垣(みすがき)とは?京都の景観に溶け込む構造の秘密
- 京都市の住宅で御簾垣を導入する3つのメリット
- 御簾垣の素材選び|天然竹と人工竹(アルミ・樹脂)の比較
- NIWARTが提案する御簾垣の施工事例とこだわり
- 御簾垣を美しく保つためのメンテナンス方法
- 京都市での御簾垣設置はNIWARTへご相談ください
御簾垣(みすがき)とは?京都の景観に溶け込む構造の秘密
御簾垣とは、竹を横方向に組み上げた竹垣の一種です。平安時代から使われてきた「御簾(みす)」に似た外観を持つことからその名がつきました。縦に細い丸竹や割り竹を隙間なく並べる他の竹垣とは異なり、水平方向のラインが強調されるため、空間に広がりを感じさせる視覚効果があります。
京都市内では、坪庭や路地の境界線、エアコンの室外機隠しなど、多岐にわたる用途で活用されてきました。竹同士を完全に密着させず、わずかな隙間を持たせて編み込む手法は、蒸し暑い京都の夏に欠かせない「風の通り道」を確保するための先人の知恵と言えるでしょう。
京都市の住宅で御簾垣を導入する3つのメリット
京都市の住宅事情に照らし合わせると、御簾垣を設置する利点は大きく分けて3つ挙げられます。単なる装飾としてだけでなく、都市部ならではの課題を解決する手段として機能します。
高い目隠し効果と通気性の両立
隣家との距離が近い京都市の住宅地では、プライバシーの確保が欠かせません。御簾垣は横方向に重なる竹の層が、正面からの視線を遮断しつつ、斜め方向からの光や風を緩やかに取り込みます。完全に密閉するコンクリート塀やフェンスに比べ、庭の湿度上昇を抑え、植栽の健全な育成を助ける効果も期待できるでしょう。
狭小地でも圧迫感を与えない繊細なデザイン
奥行きのある「京の町家」のような敷地構造において、背の高い塀は圧迫感を生み出しがちです。御簾垣は竹の細いラインが重なり合うため、繊細で軽やかな印象を与えます。限られたスペースでも、伝統的な和の情緒を演出しながら、奥行きを感じさせる美しい背景として機能するのが特徴です。
経年変化を楽しむ天然素材の風合い
天然の竹を使用した御簾垣は、設置直後の鮮やかな青竹色から、時間とともに落ち着いた枯色(黄褐色)へと変化します。この変化は「わびさび」の精神に通じ、京都の四季折々の風景に深く馴染んでいくでしょう。数年ごとに新調することで、住まいの表情をリフレッシュする楽しみも生まれます。
御簾垣の素材選び|天然竹と人工竹(アルミ・樹脂)の比較
現代の施工では、ライフスタイルに合わせて素材を選択することが一般的です。天然竹は本物ならではの質感と香りが魅力ですが、定期的な交換が必要になります。一方、樹脂やアルミで作られた人工竹は、腐食に強く長期間メンテナンスフリーで美しさを維持できる点がメリットです。
NIWARTでは、お施主様の管理のしやすさと、周囲の建物との調和を考慮し、最適な素材を提案しています。例えば、玄関周りの「顔」となる場所には天然素材を用い、人目に触れにくい裏庭の境界には耐久性の高い人工素材を活用するといった、使い分けのアドバイスも行っています。
NIWARTが提案する御簾垣の施工事例とこだわり
NIWARTが京都市内で手掛ける御簾垣の施工では、単に竹を組むだけでなく、支柱となる柱の選定や、シュロ縄の結び目の美しさにもこだわります。伝統的な意匠を守りつつ、現代建築のシャープなラインとも馴染むよう、ミリ単位での調整を欠かしません。
最近では、和モダンな住宅に合わせて、御簾垣の一部にアイアン素材を組み合わせたり、下部に石積みを施したりするデザインも人気を集めています。お客様の理想とする「理想の庭」を形にするため、現地の光の当たり方や風向きを確認した上で、最適な高さと仕様をプランニングいたします。
御簾垣を美しく保つためのメンテナンス方法
天然竹の御簾垣を長持ちさせるには、湿気の停滞を防ぐことが重要です。雨上がりに風通しを良くし、汚れが付着した場合は柔らかいブラシで落とす程度のケアを推奨します。防腐・防カビ剤が含まれた塗料を塗布することで、天然の風合いを保ちながら耐用年数を延ばすことも可能です。
また、数年から10年程度で竹の割れや変色が目立ってきた際は、部分的な補修や全体の掛け替えが必要になります。NIWARTではアフターサポート体制を整えており、設置後のメンテナンスやリフォームの相談も随時承っています。
京都市での御簾垣設置はNIWARTへご相談ください
御簾垣は、京都の住空間に静寂と気品をもたらす優れた外構エレメントです。伝統の技法と現代のデザイン感覚を融合させたNIWARTの庭づくりは、多くのお客様から信頼を寄せていただいております。京都市内で「視線を遮りつつ、季節を感じられる庭にしたい」「古くなった竹垣を新調したい」とお考えの方は、ぜひ一度お問い合わせください。
敷地の特性やご予算に合わせた最適なプランを無料でご提案いたします。京都の街並みを彩る一員として、価値ある空間づくりをお手伝いいたします。
関連記事
- 施工事例一覧 – NIWARTがこれまでに手掛けた京都市内の庭づくり・外構の実例を紹介しています。
- サービス紹介 – 竹垣施工、剪定、外構工事など、NIWARTが提供する幅広いサービス内容をご確認いただけます。
- お問い合わせ – 御簾垣の設置費用やデザインについてのご相談は、こちらのフォームよりお気軽にご連絡ください。
この記事を書いた人

安田良平
「お客様目線でのサービス提供」がモットーのエクステリアプランナー。
お客様の生活スタイルに合わせたより良いエクステリアの提案、
施工を行っております。
類似したのブログ



