ポストの設置場所を決めるポイント
2016年10月15日
カテゴリ: ポスト
ポストってどこに取り付ければいいの?
今や国内外あわせてさまざまな種類のポストがあり、設置方法や設置場所など それぞれの特徴にあった商品からある程度思いのまま自由に設置することができるようになりました。
自由に考えられる分、ご家庭の家族構成や生活スタイルを考慮した設置場所を しっかりと選定することが大切だと思います。
ここでは3つの設置ポイントに分けて紹介します。
外構スタイルや生活動線で変わるポスト設置の3つポイント
1.建物外壁に設置
玄関ドア付近の外壁に取りつける形の設置方法です。 主に「埋め込み式」や「壁掛け式」などのポストタイプになります。
埋め込み式の場合は家の中から直接取り出すことが可能ですが、建物の設計段階で 設置するポストを決めておく必要があります。
壁掛け式の場合は外壁に大きな穴を空ける必要がない為、比較的簡単に取り付けが出来ます。
この設置方法のメリットはなんといっても玄関のすぐそばで郵便の受け取りができるので、ほとんど外にでる必要がないというところです。ただデメリットとしては、新聞や郵便を投函する際に配達員が敷地内に入る必要があるので、防犯面としては少し弱いところがあります。また、家への取り付けとなるので、ハウスメーカーの保証を確認しておく必要があります。
2.アプローチの導線廻りに設置
道路境界側からある程度自由に出入ができるオープン外構やセミクローズ外構などで多く用いられる設置方法です。 主に「独立式」や「壁掛け式」などのポストタイプが多く使われます。
特に独立式のタイプは思い通りの場所に設置ができるので、デザイン性の高いポストを他の植栽などと絡ませながら外構全体のアクセントとしての取り付け方もオススメです。
この設置方法のメリットは自分好みの場所に自由に設置ができるというところです。他の設置方法では壁などがないと設置出来ないという条件がありますが、 この設置方法は地面さえあれば比較的自由にどこにでも取付出来ます。 ただ注意が必要なのは、デザイン重視だけで取り付けてしまうと本来の生活導線とは合わなかったり、多く植栽がある土の上などに設置すると雨の日などに郵便物を取り出す度に苦労するなど、実際の使い方や生活スタイルも考慮して設置する必要があります。
3.門柱や塀など道路面の境界付近に設置
道路境界側の門柱や塀などに対して取りつける設置方法です。 主に「埋め込み式」や「壁掛け式」のタイプが多く使われますが、独立式の設置も 可能ですので、比較的どのようなタイプのポストでも取り付けが出来ます。
※ただし、境界塀の形状や敷地条件によっては選べないポストもあります。
外構スタイルでは主にクローズ外構でよく用いられることが多い設置方法です。 この設置方法は郵便物を投稿する人が敷地内に入らないで良いので、他と比べても最もセキュリティ性、防犯性が高いのが特徴です。 ただ、多くの場合は家から離れた場所が設置位置になるので、防犯面では安心なのですが、郵便物を取りに行くのに距離があるため、寒い朝や雨の日などは少し心の準備が必要となることがあるかもしれません。。。。。
ポスト設置で考えるコト
選ぶポストや設置する場所でそれぞれの特徴がありました。 特に設置する場所は日々の生活の中で考える必要があると思います。
毎朝新聞を購読されているご家庭では朝刊の受け取り方を考えたり、郵便物が多く届くご家庭ではセキュリティ面や防犯面を考えたり、こだわりのポストを選ばれたご家庭ではお出かけや帰宅のときにそのポスト見ると少し気分が晴れたり、ほぼ毎日使うポストだからよく考える必要があると思います。
最も大切なのは郵便物を受け取るだけの単体商品としてではなく、家族構成や生活スタイル、使い勝手など、あなたのおうちにあったポストとその取り付け場所 を考えるコトだと思います。
この記事を書いた人
安田良平
「お客様目線でのサービス提供」がモットーのエクステリアプランナー。
お客様の生活スタイルに合わせたより良いエクステリアの提案、
施工を行っております。