擁壁塗装の重要性と失敗しないためのポイント|劣化のサインや費用相場をプロが解説
2026年01月08日
カテゴリ: コラム
擁壁塗装の重要性と失敗しないためのポイント|劣化のサインや費用相場をプロが解説
住宅の境界や土留めとして重要な役割を果たす擁壁(ようへき)は、常に雨風や土壌からの湿気にさらされています。外壁に比べて劣化が進みやすく、メンテナンスを怠ると美観を損なうだけでなく、構造自体の寿命を縮める原因になりかねません。しかし、擁壁の塗装には独特の注意点があり、知識のないまま施工すると「塗装がすぐに剥がれてしまった」というトラブルも多く見られます。本記事では、NIWART(ニワート)が専門的な視点から、擁壁塗装の必要性や適切な塗料の選び方、費用相場について詳しく解説します。
目次
- 擁壁塗装を行うメリットと目的
- 塗装を検討すべき擁壁の劣化サイン
- 擁壁塗装特有の注意点「膨れ」と「剥がれ」
- 擁壁塗装に適した塗料の選び方
- 擁壁塗装の費用相場
- NIWARTによる高品質な擁壁塗装サービス
- まとめ
擁壁塗装を行うメリットと目的
擁壁塗装の主な目的は、美観の向上と耐久性の維持です。コンクリートやモルタルで作られた擁壁は、時間の経過とともに汚れが目立ち、住宅全体の印象を古く見せてしまいます。塗装によって表面を整えることで、新築時のような清潔感を取り戻すことが可能です。
機能面では、塗装が保護膜の役割を果たし、雨水の浸入や中性化を防ぎます。特にコンクリート内部の鉄筋が錆びるのを防ぐことは、擁壁の崩落リスクを低減するために欠かせません。適切なメンテナンスは、将来的な大規模改修コストの削減にもつながります。
塗装を検討すべき擁壁の劣化サイン
擁壁の寿命を延ばすためには、早期の劣化発見が重要です。以下の症状が見られる場合は、専門業者による点検をおすすめします。
表面のひび割れ(クラック)
コンクリートの乾燥収縮や地盤の変動により、表面に細かい筋状の亀裂が入ることがあります。0.3mm以上の幅があるひび割れは、内部に雨水が浸入しやすいため注意が必要です。放置すると内部の鉄筋が腐食し、構造的な欠陥に発展する恐れがあります。
カビ、コケ、藻の発生
日当たりが悪い場所や湿気の多い環境では、擁壁にコケや藻が繁殖しやすくなります。これらは見た目が悪いだけでなく、根から酸を排出してコンクリートを脆くさせる性質があります。洗浄だけでは根絶が難しいため、防カビ・防藻機能を持つ塗料での保護が有効です。
白華現象(エフロレッセンス)
コンクリート内部の成分が水分とともに表面に染み出し、白く固まる現象です。これは擁壁内部に水分が浸透している証拠であり、防水機能が低下しているサインといえます。見た目を損なうだけでなく、放置すると劣化を加速させます。
擁壁塗装特有の注意点「膨れ」と「剥がれ」
擁壁の塗装で最も多い失敗が、施工後数年で塗装が膨らんだり剥がれたりする現象です。これは擁壁の裏側にある土壌からの湿気が原因です。外壁とは異なり、擁壁は常に背面から水分が供給される環境にあります。
一般的な外壁用塗料で密閉してしまうと、内部から外へ出ようとする水蒸気の逃げ場がなくなり、塗膜を押し上げてしまいます。そのため、擁壁の塗装には「透湿性(水蒸気を通す性質)」が非常に高い塗料を選ぶことが不可欠です。NIWARTでは、現場の状態を詳細に診断し、水抜き穴の状態も含めた総合的な対策を提案しています。
擁壁塗装に適した塗料の選び方
擁壁には、水蒸気を通しつつ外部からの水の浸入を防ぐ機能が求められます。代表的な塗料として「透湿性塗料」や「シリケート系塗料(無機塗料)」が挙げられます。
シリケート系塗料は、コンクリートと化学的に結合して一体化するため、塗膜が剥がれにくいという特徴があります。また、質感がマットで自然な仕上がりになるため、コンクリートの風合いを活かしたい場合にも最適です。防汚性に優れた製品を選べば、長期間にわたって美しい状態を保つことができます。
擁壁塗装の費用相場
擁壁塗装の費用は、塗装面積や使用する塗料の種類、下地調整の程度によって変動します。一般的な目安としては、1平方メートルあたり2,500円から5,000円程度が相場です。
ただし、ひび割れの補修や高圧洗浄、養生費用などが別途加算されます。また、擁壁が高い場合には足場の設置費用が必要になるケースもあります。正確な金額を把握するためには、現在の劣化状況を含めた現地見積もりが欠かせません。
NIWARTによる高品質な擁壁塗装サービス
NIWARTでは、住宅塗装のプロフェッショナルとして、擁壁の状態に合わせた最適な施工プランを提供しています。単に色を塗るだけでなく、下地処理を徹底し、擁壁の構造を理解した上での塗料選定を行っています。
お客様の要望に寄り添い、長期的な耐久性と美観を両立させる仕上げを追求します。擁壁の汚れやひび割れが気になり始めたら、まずはNIWARTへご相談ください。住まいの外観を美しく、そして安全に保つお手伝いをいたします。
まとめ
擁壁塗装は、美観の維持だけでなく、住まいの安全を守るために重要なメンテナンスです。特有の「湿気問題」があるため、外壁塗装以上に高度な知識と適切な塗料選定が求められます。定期的な点検と早めの対策を行うことで、大切な資産である住まいを長持ちさせることが可能です。信頼できる専門業者を選び、納得のいく施工を目指しましょう。
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- 施工事例 – 過去の塗装実績やビフォーアフターをご確認いただけます。
- お問い合わせ – 擁壁塗装の見積もり依頼やご相談はこちらから。
この記事を書いた人

安田良平
「お客様目線でのサービス提供」がモットーのエクステリアプランナー。
お客様の生活スタイルに合わせたより良いエクステリアの提案、
施工を行っております。
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