庭の景観を格上げする造作室外機カバーの選び方と失敗しない設計ポイント
2023年06月08日
カテゴリ: コラム
庭の景観を格上げする造作室外機カバーの選び方と失敗しない設計ポイント
住宅の外構デザインにこだわり、美しい庭を実現したとしても、どうしても生活感が出てしまう要素があります。その代表例がエアコンの室外機です。既製品の室外機カバーではサイズが合わなかったり、庭全体の雰囲気から浮いてしまったりすることが少なくありません。そこで注目されているのが、外構や庭のデザインに合わせてオーダーメイドで製作する「造作室外機カバー」です。本記事では、造作室外機カバーのメリットや素材選び、機能性を損なわないための設計上の注意点を詳しく解説します。
目次
造作室外機カバーを導入するメリット
室外機カバーを造作する最大の理由は、既製品にはない自由度の高さにあります。建物の外壁やウッドデッキの素材と合わせることで、一体感のある美しい空間を演出できます。
外構デザインとの完璧な調和
市販の室外機カバーはサイズ展開が限られており、素材感も安っぽく見えてしまう場合があります。造作であれば、フェンスや門扉と同じ木材を使用したり、住まいのコンセプトに合わせた色調で塗装したりすることが可能です。室外機という「機械」の存在感を消し、庭の一部として溶け込ませる効果が期待できます。
限られたスペースの有効活用
都市部の住宅では、室外機の設置場所が通路などの狭小スペースになるケースが多く見られます。造作室外機カバーであれば、カバーの上部を棚として利用したり、目隠しフェンスの一部として組み込んだりする工夫が可能です。デッドスペースを収納場所やディスプレイコーナーとして再生できる点は、オーダーメイドならではの利点と言えます。
造作室外機カバーで使われる主な素材
素材選びは、見た目の美しさだけでなく耐久性にも直結します。設置環境やメンテナンスの頻度を考慮して選択することが重要です。
温かみのある天然木・ハードウッド
ウリンやイペといったハードウッドは、非常に密度が高く腐食に強いため、屋外の造作に最適です。経年変化によってシルバーグレーへと色合いが変わる様子は、植物の緑とも相性が良く、本格的なガーデンデザインを求める層に支持されています。塗装によるメンテナンスを定期的に行うことで、さらに長く美しさを保つことができます。
耐久性に優れたアルミ・人工木
メンテナンスの手間を最小限に抑えたい場合は、アルミ製や人工木の素材が適しています。近年の人工木は天然木に近い質感を再現しており、腐食や色あせの心配がほとんどありません。モダンな建築スタイルには、スタイリッシュなアルミ格子のデザインを採用することで、洗練された印象を与えられます。
設計時に必ず確認すべき機能面の注意点
どれほどデザインが優れていても、エアコンの効率を下げてしまっては本末転倒です。設計段階でプロが必ず確認するポイントを紹介します。
ショートサーキットを防ぐ排気効率の確保
室外機は周囲の空気を取り込み、熱を排出することで冷暖房を行っています。カバーで周囲を密閉しすぎると、排出した熱風を再び吸い込んでしまう「ショートサーキット」が発生します。消費電力が跳ね上がり、最悪の場合は故障の原因となるため、前面のルーバーの向きや隙間の確保には細心の注意を払わなければなりません。
メンテナンス性を考慮した構造
エアコンの故障修理やクリーニングの際、室外機カバーが固定されていて外せないと作業に支障をきたします。造作する際は、前面パネルが取り外せる構造にしたり、全体を動かせるように設計したりするなど、将来的なメンテナンスを見据えた工夫が求められます。
NIWARTが提案する「魅せる」室外機カバー
NIWART(ニワート)では、単に室外機を隠すだけではなく、庭全体の資産価値を高めるような造作プランをご提案しています。植栽とのバランスを考えた素材選定や、照明を組み込んだナイトガーデンの演出など、お客様のライフスタイルに合わせた唯一無二のデザインを実現します。既存の庭のリノベーションから新築の外構計画まで、空間全体をトータルでコーディネートすることが可能です。
まとめ
造作室外機カバーは、庭のノイズとなる室外機を魅力的なデザイン要素へと変えてくれるアイテムです。素材の特性を理解し、通気性やメンテナンス性に配慮した設計を行うことで、機能的かつ美しい外構が完成します。理想の庭づくりを目指すなら、細部までこだわり抜いたオーダーメイドのカバーを検討してみてはいかがでしょうか。
関連記事
- 施工事例一覧 – NIWARTが手掛けたこだわりの庭・外構デザインの数々を紹介しています。
- お問い合わせ – 造作室外機カバーのご相談や、外構プランのお見積りはこちらから承ります。
- 会社概要 – NIWARTの庭づくりに対する想いや事業内容について詳しく掲載しています。
この記事を書いた人

安田良平
「お客様目線でのサービス提供」がモットーのエクステリアプランナー。
お客様の生活スタイルに合わせたより良いエクステリアの提案、
施工を行っております。
類似したのブログ



