外構でセキュリティを高める方法|狙われない住まいを実現する防犯設計のポイント
2023年03月25日
カテゴリ: コラム
外構でセキュリティを高める方法|狙われない住まいを実現する防犯設計のポイント
住まいの防犯対策を考える際、建物本体の鍵や窓ガラスの強化に目が向きがちですが、実は「外構(エクステリア)」が重要な役割を果たします。空き巣や不審者は、侵入前に必ず下見を行い、侵入しやすい家かどうかを外側から判断しているためです。適切な外構設計を行うことで、犯罪を未然に防ぐ抑止力を高めることが可能です。この記事では、セキュリティに配慮した外構の考え方や、具体的な防犯アイテムの選び方について解説します。NIWART(ニワート)が提案する、美しさと安全性を両立させた住まいづくりの参考にしてください。
目次
防犯性の高い外構をつくる3つの基本原則
外構のセキュリティを高めるためには、犯罪者の心理を逆手に取った設計が必要です。警察庁のデータによると、侵入盗の多くは「人目につくこと」や「侵入に時間がかかること」を嫌います。これらを踏まえた3つの原則を解説します。
視認性の確保:死角を作らない
最も重要なのは、道路や隣家からの見通しを良くすることです。背の高い塀や、生い茂った植栽はプライバシーを守る反面、一度侵入を許すと外からの視線を遮る死角となってしまいます。ほどよく視線を通すフェンスや、足元をすっきりさせた植栽を選ぶことで、不審者が身を隠せる場所をなくすことができます。
侵入障壁の設置:心理的・物理的な距離
敷地境界線を明確にすることも防犯につながります。低いフェンスや門扉があるだけでも、心理的な境界線として機能し、無断立ち入りを躊躇させます。物理的に乗り越えるのが困難な高さや形状のフェンスを選ぶことも有効ですが、圧迫感が出すぎないようデザインとのバランスが重要です。
音や光による威嚇:侵入をあきらめさせる
不審者は目立つことを極端に嫌います。足を踏み入れた際に大きな音が鳴る仕組みや、人の動きに反応して点灯する光の仕掛けは、強力な抑止力となります。これらは後付けも可能ですが、新築時やリフォーム時に配線を含めて計画すると、よりスマートな外観を維持できます。
オープン外構とクローズ外構、どちらが安全か
外構には大きく分けて、塀や門扉を設けない「オープン外構」と、敷地を囲う「クローズ外構」があります。それぞれにセキュリティ上の特徴が異なります。
オープン外構のメリットと注意点
オープン外構の最大の利点は、隠れる場所がないという点です。周囲から常に視線がある状態は、不審者にとって大きなプレッシャーとなります。一方で、誰でも敷地内へ容易に足を踏み入れられるため、防犯カメラやセンサーライトといった「見守る設備」との組み合わせが不可欠です。
クローズ外構のメリットと注意点
高い塀や堅牢な門扉で囲うクローズ外構は、物理的な侵入を困難にします。しかし、一度内側に入り込まれると周囲から見えなくなるリスクがあります。クローズ外構を採用する場合は、フェンスの一部を縦格子にするなどして、完全に視線を遮断しない工夫が求められます。
効果的な防犯アイテムの選び方
具体的なアイテムを導入することで、外構のセキュリティレベルを飛躍的に高めることができます。
防犯砂利で足元から警戒
防犯砂利は、踏むと「ジャリジャリ」と大きな音が鳴るように作られた特殊な砂利です。家の裏手や窓の下など、人目に付きにくい場所に敷き詰めることで、不審者の接近を音で知らせます。軽量なリサイクルガラス製のものなど、種類も豊富で導入しやすい対策の一つです。
センサーライトと照明計画
夜間の防犯には照明が欠かせません。人の動きを検知して点灯するセンサーライトは、威嚇効果が非常に高いアイテムです。玄関まわりだけでなく、駐車場や勝手口付近にも配置しましょう。常夜灯として機能するアプローチライトと組み合わせることで、防犯性と夜間の美観を両立させることができます。照明の配置を工夫することで、建物に陰影を作り出しつつ、死角を照らし出すことが可能です。
防犯カメラの最適な設置場所
防犯カメラは「録画している」という事実だけで大きな犯罪抑止力になります。設置場所は、玄関先、駐車場、そして侵入経路になりやすい建物の角が一般的です。最近ではスマートフォンのアプリと連携し、外出先からリアルタイムで映像を確認できるモデルも増えています。NIWARTでは、建物のデザインを損なわないスタイリッシュなカメラの設置提案も行っています。
NIWARTが提案するデザインとセキュリティの両立
セキュリティを重視しすぎると、家全体が要塞のような冷たい印象になりがちです。NIWARTでは、住まいの外観美を損なうことなく、高い防犯性能を備えた外構デザインをご提案しています。例えば、植栽の配置によって視線をコントロールしたり、照明デザインに防犯の役割を持たせたりすることで、住む人が心地よく、かつ安心して暮らせる空間を創出します。お客様のライフスタイルや周辺環境に合わせ、最適なセキュリティレベルを見極めたプランニングを行います。
まとめ
外構のセキュリティ対策は、単に強固な壁を作ることではありません。「視認性」「音」「光」を効果的に組み合わせ、不審者に「この家は侵入しにくい」と思わせることが肝心です。防犯砂利やセンサーライトといった身近なアイテムから、全体の設計思想まで、多角的に検討することをおすすめします。安心できる住まいづくりは、まず外構の見直しから始めてみてはいかがでしょうか。
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- お問い合わせ – セキュリティに配慮した外構リフォームや新築のご相談はこちらから承ります。
この記事を書いた人

安田良平
「お客様目線でのサービス提供」がモットーのエクステリアプランナー。
お客様の生活スタイルに合わせたより良いエクステリアの提案、
施工を行っております。
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