土間コンクリートの厚みは何センチが理想?用途別の基準と施工時の注意点
2023年03月12日
カテゴリ: コラム
土間コンクリートの厚みは何センチが理想?用途別の基準と施工時の注意点
庭や駐車場の舗装として一般的な土間コンクリートですが、その耐久性を左右する最も重要な要素の一つが「厚み」です。用途に合わない厚さで施工してしまうと、数年でひび割れや沈下が発生するリスクが高まります。本記事では、NIWART(ニワート)が培ってきた外構施工の知見をもとに、駐車場やアプローチなど用途別の最適なコンクリートの厚みや、強度を確保するための下地処理について詳しく解説します。
目次
用途別に見る土間コンクリートの適切な厚み
土間コンクリートの厚みは、その上に載る荷重(重さ)によって決まります。ここでは一般的な住宅外構における基準値を紹介します。
一般乗用車の駐車場:100mm(10cm)
一般家庭の駐車場において、最も標準的な厚みは100mmです。軽自動車から普通乗用車、ミニバン程度の重量であれば、この厚みを確保することで十分な強度が得られます。施工費と耐久性のバランスが最も良い基準とされています。
大型車やトラックが通る場所:120mm〜150mm
大型のSUVや重量のある輸入車、あるいは配送トラックが頻繁に出入りするような場所では、100mmでは不足する場合があります。こうしたケースでは120mmから150mm程度の厚みを持たせ、内部に配筋する鉄筋も太いものを選定することで、沈下や割れを未然に防ぎます。
歩行用アプローチ・犬走り:50mm〜80mm
人が歩くだけの場所や、家の周囲にある「犬走り」と呼ばれるスペースであれば、厚みは50mmから80mm程度で問題ありません。荷重が小さいため、駐車場ほどの厚みは必要ありませんが、雑草対策や泥跳ね防止としての機能を重視して設計します。
厚みだけではない!強度を支える「路盤」と「鉄筋」の重要性
コンクリート自体の厚みも大切ですが、それを受け止める「土台」がしっかりしていなければ意味がありません。
砕石による路盤形成
コンクリートを打設する前には、必ず地面を掘削し、砕石(細かく砕いた石)を敷き詰めて機械で転圧(締め固め)を行います。この路盤が強固であるほど、コンクリートが沈み込むのを防ぐことができます。一般的に駐車場の路盤は100mm程度の厚さで施工されます。
ワイヤーメッシュ(溶接金網)の配置
コンクリート内部には、ワイヤーメッシュと呼ばれる鉄筋の網を配置します。コンクリートは「押される力」には強い反面、「引っ張られる力」には弱い性質があります。鉄筋を組み込むことで引っ張り強度を高め、ひび割れが大きく広がるのを抑制します。
土間コンクリートの厚みが不足した場合のリスク
もし、コスト削減のために駐車場のコンクリート厚を極端に薄く(例えば50mm程度に)した場合、車が載った瞬間に「せん断破壊」と呼ばれる現象が起きる恐れがあります。一度割れてしまったコンクリートは補修が難しく、最終的には全面的な打ち直しが必要になるため、初期の段階で適切な厚みを設計することが重要です。
NIWARTが提案する耐久性の高い外構づくり
NIWARTでは、現場の土質や使用環境に合わせ、最適な厚みと配合のコンクリートをご提案しています。単に基準を守るだけでなく、排水勾配や伸縮目地の配置を工夫することで、見た目の美しさと長期的な耐久性を両立させた施工を行っています。スタンプコンクリートなどの意匠性の高い仕上げにおいても、強固な基礎構造を前提としています。
まとめ
土間コンクリートの厚みは、駐車場なら100mm、歩行路なら50〜80mmが基本の目安です。しかし、地盤の硬さや周囲の状況によって最適な仕様は異なります。長く安心して使い続けるために、専門的な知識を持つ業者に相談し、適切な設計を行うことを推奨します。外構計画において不安な点があれば、ぜひNIWARTまでお問い合わせください。
関連記事
- 施工事例一覧 – NIWARTが手がけた土間コンクリートや外構の最新実績をご確認いただけます。
- NIWARTのコンセプト – 私たちが大切にしているデザインと品質へのこだわりを紹介しています。
- お問い合わせ – 土間コンクリートの施工費用や仕様に関するご相談はこちらから承ります。
この記事を書いた人

安田良平
「お客様目線でのサービス提供」がモットーのエクステリアプランナー。
お客様の生活スタイルに合わせたより良いエクステリアの提案、
施工を行っております。
類似したのブログ



