庭の水はけを改善する方法とは?原因の特定からDIY・プロによる施工まで詳しく解説
2023年01月27日
カテゴリ: コラム
庭の水はけを改善する方法とは?原因の特定からDIY・プロによる施工まで詳しく解説
雨が降った後に庭がいつまでもぬかるんでいたり、大きな水たまりが解消されなかったりする悩みは、多くの住宅オーナーが直面する課題です。庭の水はけが悪い状態を放置すると、植物の根腐れやコケ・カビの発生、さらには湿気による住宅基礎への悪影響も懸念されます。本記事では、造園のプロフェッショナルであるNIWART(ニワート)が、庭の水はけが悪くなる原因の特定方法から、自分でできる改善策、専門業者による本格的な排水対策までを詳しく解説します。
目次
庭の水はけが悪くなる主な原因
庭の水はけを改善するためには、まず「なぜ水がたまっているのか」を正確に把握する必要があります。主な原因は以下の3点に集約されます。
土質が粘土質である
日本国内の多くの土地では、粒子の細かい粘土質の土が含まれています。粘土質は保水力が高い反面、粒子同士の隙間が非常に小さいため、水が地下へ浸透する速度が極めて遅くなります。特に新築時の埋め戻し土が粘土質である場合、表面に水が残りやすくなります。
土地に適切な傾斜(勾配)がない
庭の表面に落ちた雨水は、通常は傾斜に沿って排水溝などへ流れていきます。しかし、庭が平坦すぎる場合や、逆に家側に向かって低くなっている場合は、水が逃げ場を失い停滞します。これを「水座(みずざ)」と呼び、ぬかるみの直接的な原因となります。
地中の踏み固めや障害物
長年人が歩いたり、車両が乗り入れたりすることで、地表近くの土が強く圧縮されることがあります。また、地中に大きな石や建築廃材が埋まっている、あるいは硬い岩盤層がある場合、それが「不透水層」となり水の行く手を阻みます。
庭の水はけをチェックする方法
改善策を講じる前に、現状の浸透能力を確認します。簡単な方法は、晴天が続いた後に庭に直径30cm、深さ30cm程度の穴を掘り、そこに水を並々と注ぐテストです。もし水が数時間経っても全く減らない、あるいは24時間以上残る場合は、自然な浸透だけでは不十分であり、何らかの排水対策が必要と判断できます。
DIYで取り組める庭の水はけ改善策
比較的軽度の水はけ不良であれば、DIYでの対応も可能です。以下の3つのアプローチを検討してください。
表面排水(勾配の修正)
水たまりができる箇所に土を盛り、周囲より高くすることで水が流れるルートを作ります。水は高いところから低いところへ流れるという原則を利用し、排水溝や側溝に向けて緩やかな傾斜を整える作業です。この際、使用する土は水はけの良い「山砂」などが適しています。
土壌改良(砂やパーライトの混入)
粘土質の土を掘り起こし、水はけを助ける資材を混ぜ込む方法です。川砂や黒土、通気性を高めるパーライト、腐葉土などを元の土と混ぜ合わせることで、土の中に適度な隙間を作り出します。ただし、庭全体の土を入れ替えるのは重労働となるため、植栽スペースに限定して行うのが一般的です。
穴掘りによる通気浸透の改善
「垂直排水」を促すため、縦穴を掘る手法も有効です。水たまりができやすい場所に、スコップや専用の道具で深く穴を掘り、そこに砂利や軽石を詰め込みます。これにより、表面の水をより深い地層へ導く経路が確保されます。
プロが実施する本格的な排水工事
DIYでは限界がある場合や、庭全体が深刻な浸水状態にある場合は、専門業者による施工が必要です。NIWARTでは、現地の地形や土壌を詳細に分析した上で、最適な工法を提案しています。
暗渠排水(あんきょはいすい)の設置
地中に網目状の穴が開いたパイプを埋設し、水を強制的に排水ルートへ導く工法です。パイプの周囲を透水シートで覆い、その上を砂利で固めることで、土砂の詰まりを防ぎつつ効率的に集水します。庭の景観を損なうことなく、強力な排水能力を発揮できるのが特徴です。
雨水浸透桝(ます)の設置
集めた雨水を一時的に貯め、ゆっくりと地下深層へ浸透させるための施設を設置します。側溝までの距離が遠い場合や、敷地外へ直接放流できない場合に非常に有効な手段となります。
まとめ
庭の水はけ改善は、まず原因が土質にあるのか、それとも地形(勾配)にあるのかを見極めることから始まります。軽微なものであれば土壌改良や表面勾配の調整で解決しますが、根本的な解決には暗渠排水などの専門的な工事が最も効果的です。NIWARTでは、お客様一人ひとりの庭の状況に合わせ、長期的に美しい庭を維持するための最適なアドバイスと施工を提供しています。お困りの際は、ぜひお気軽にご相談ください。
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この記事を書いた人

安田良平
「お客様目線でのサービス提供」がモットーのエクステリアプランナー。
お客様の生活スタイルに合わせたより良いエクステリアの提案、
施工を行っております。
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