古民家リノベーションに調和する外構・庭づくりの秘訣|趣を引き立てるデザインと費用
2022年08月20日
カテゴリ: コラム
古民家リノベーションに調和する外構・庭づくりの秘訣|趣を引き立てるデザインと費用
古民家のリノベーションにおいて、建物本体の修繕に意識が向きがちですが、実は外構や庭の計画が全体の完成度を大きく左右します。長い年月を経て積み重ねられた建物の趣を壊さず、現代のライフスタイルに合わせた利便性を追加するには、専門的な視点での設計が求められます。本記事では、古民家ならではの外構デザインのポイントや、工事を進める際の注意点、費用感についてNIWART(ニワート)の知見を交えて詳しく解説します。
目次
古民家の外構リノベーションで大切にしたい視点
古民家の外構を計画する際、最も重要なのは「時間の流れ」を尊重することです。新しい素材をただ並べるだけでは、歴史を感じさせる建物との間に違和感が生じてしまいます。
既存の素材を活かす「再生」の考え方
敷地内に元からある古い石材、延べ石、手水鉢などは貴重な財産です。これらを一度解体して再配置したり、現代的な用途に転用したりすることで、土地が持つ記憶を継承した庭が完成します。新しい材料を導入する場合も、経年変化を楽しめる自然素材を選ぶのが賢明です。
建物と庭の視覚的なバランス調整
古民家はどっしりとした構えをしているため、外構が貧弱だと建物とのバランスが崩れます。一方で、壁で囲いすぎると閉塞感が出るため、格子垣や植栽を使い、適度に「抜けた」空間を作ることが美観を保つ秘訣です。Web上の施工事例などを参考に、建物とのボリューム比を確認しましょう。
古民家に調和する外構デザインの具体例
具体的なデザイン手法を取り入れることで、古民家の魅力はさらに引き立ちます。伝統と現代が融合するデザインを検討してください。
伝統的な石積みと洗い出し仕上げの活用
アプローチには、コンクリートではなく「洗い出し仕上げ」や「天然石の石畳」を推奨します。特に、不揃いな石を組み合わせる乱形石の石積みは、古民家の重厚感と相性が非常に良いです。雨に濡れた際の表情の変化も、自然素材ならではの楽しみといえます。
植栽による季節感とプライバシーの確保
モミジやカエデ、コケといった和の植物は古民家によく映えます。これらを配置することで、四季の移ろいを室内から楽しむことができます。また、高い塀を立てる代わりに、中高木を配置して視線を遮る「ソフトな目隠し」を行うと、風通しの良い快適な空間になります。
古民家の外構工事における費用相場と注意点
外構リノベーションの費用は、敷地面積や使用する素材で大きく変動します。一般的には、建物価格の10パーセントから15パーセント程度が外構予算の目安とされることが多いですが、古民家の場合は既存物の撤去や地盤の補強が必要になるケースもあります。
特に注意すべき点は、排水計画です。古い敷地は現在の排水基準を満たしていない場合があり、大雨の際の浸水を防ぐために、側溝の整備や地中の配管見直しが不可欠となるケースも珍しくありません。事前の現地調査を徹底し、目に見えない部分への予算配分も忘れないようにしてください。
NIWARTが提案する「永く愛せる庭」
NIWARTでは、香川県や岡山県を中心に、自然素材を活かした庭づくりを行っています。古民家のリノベーションにおいても、その土地が持つ空気感を大切にし、10年後、20年後も美しさが深まるデザインを提案します。
石、木、水、そして植物。これらをバランスよく配置し、住まう人のライフスタイルに寄り添った「スローガーデン」を実現します。古民家ならではの課題であるメンテナンスのしやすさについても、独自のノウハウで解決策を提示いたします。
まとめ
古民家の外構リノベーションは、単に外観を整えるだけでなく、建物の価値を次世代へつなぐ大切な作業です。自然素材の選択、既存素材の再利用、そして現代の利便性を考慮した設計。これらを高いレベルで融合させることが、理想の住まいへの近道となります。NIWARTと共に、あなただけの特別な庭をつくりあげましょう。
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この記事を書いた人

安田良平
「お客様目線でのサービス提供」がモットーのエクステリアプランナー。
お客様の生活スタイルに合わせたより良いエクステリアの提案、
施工を行っております。
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