南側の庭を理想の空間に。メリットを活かすデザインのポイントと注意点を解説
2022年07月02日
カテゴリ: コラム
南側の庭を理想の空間に。メリットを活かすデザインのポイントと注意点を解説
日当たりの良さが最大の魅力である南側の庭。注文住宅やリフォームにおいて、最も人気のある方角ですが、ただ広い空間を確保するだけでは、夏場の暑さや外からの視線といった課題に直面することも少なくありません。南側の庭を真に心地よい空間にするためには、その特性を理解した綿密なデザインが不可欠です。本記事では、造園とエクステリアの専門家であるNIWARTが、南側の庭のポテンシャルを最大限に引き出す設計のコツや、具体的な活用アイデアを詳しく解説します。
目次
- 南側の庭が持つ魅力とデザインの重要性
- 南側の庭デザインで押さえるべき3つの重要ポイント
- 南側の庭におすすめの設備と活用アイデア
- 南側の庭に適した植物の選び方
- NIWARTが提案する南側の庭づくり
- まとめ
南側の庭が持つ魅力とデザインの重要性
南側の庭は、一年を通じて安定した日照時間が得られるため、住まい全体を明るく開放的な雰囲気に演出します。洗濯物が乾きやすい、冬場でも室内が暖かいといった実用的なメリットに加え、植物の成長に適している点も大きな特徴です。しかし、デザインが不十分だと、夏の日差しが強すぎて庭に出られなくなったり、大きな開口部から家の中が丸見えになってしまったりすることもあります。南側の魅力を享受しつつ、快適な生活空間として成立させるためには、日照と視線のコントロールが設計の鍵を握ります。
南側の庭デザインで押さえるべき3つの重要ポイント
機能的で美しい南側の庭を実現するためには、以下の3つのポイントをバランスよく取り入れることが推奨されます。
日当たりを最大限に活かす配置計画
南側の恩恵を受けるためには、建物やフェンスが影を作らないよう、ゾーニング(空間の割り振り)を慎重に行う必要があります。例えば、芝生や花壇など、太陽の光を好むエリアを最も日当たりの良い場所に配置し、物置や駐輪スペースなどは影になりやすい場所へ逃がす工夫が有効です。また、室内から庭を見た際の奥行きを計算し、視線が抜ける位置にフォーカルポイント(注視点)となる樹木を植えることで、空間に広がりが生まれます。
夏場の「暑さ・西日」への対策
南側の庭で最も考慮すべきなのが、夏季の熱環境です。コンクリートやアスファルトの面積が広すぎると、照り返しによって室温まで上昇してしまいます。これを防ぐには、落葉樹を植えて夏は木陰を作り、冬は葉が落ちて日光を取り入れる手法が伝統的かつ効果的です。また、地面には芝生やカバープランツ、保水性のある天然石などの素材を選ぶことで、地表面の温度上昇を抑え、涼やかな風を室内に届けることが可能になります。
プライバシーを守る「目隠し」の工夫
南側にリビングの大きな窓がある場合、通りや近隣からの視線が気になることが多いでしょう。高い壁で完全に囲ってしまうと、せっかくの日当たりや風通しが損なわれ、圧迫感が生じます。そこで、透過性のあるフェンスや、高さの異なる常緑樹を組み合わせた「ソフトな目隠し」がおすすめです。必要な場所だけをピンポイントで遮るデザインを施せば、開放感を保ちながら安心してくつろげるプライベートガーデンが実現します。
南側の庭におすすめの設備と活用アイデア
庭を「見る場所」から「過ごす場所」へ変えるためには、設備の選択が重要です。
リビングとつながる「ウッドデッキ・タイルデッキ」
南側の庭に面してウッドデッキやタイルデッキを設置すると、室内と屋外がシームレスにつながる「アウトドアリビング」としての活用が可能になります。天気の良い日に食事を楽しんだり、子供の遊び場にしたりと、生活の幅が大きく広がります。耐久性に優れた人工木や、掃除が容易な大判タイルを使用すれば、メンテナンスの負担を軽減しつつ、高級感のある仕上がりを実現できます。
日差しをコントロールする「シェード・パーゴラ」
強い日差しを遮るために、テラス屋根や独立型のパーゴラを設置するのも効果的です。可動式のシェードやオーニングを組み合わせれば、季節や時間帯に応じて日陰の量を調整できます。特に、UVカット機能を持つ生地を採用することで、室内の家具やフローリングの日焼け防止にもつながります。NIWARTでは、建物の外観デザインに調和するスタイリッシュなアルミ製パーゴラや、木製フレームの提案を得意としています。
南側の庭に適した植物の選び方
日当たりの良い南側の庭では、多くの植物が元気に育ちますが、特に乾燥や高温に強い品種を選ぶことが成功の秘訣です。例えば、オリーブやシマトネリコは日差しを好み、シンボルツリーとして人気があります。足元には、ラベンダーやローズマリーといったハーブ類を植えることで、香りも楽しめる空間になります。また、夏の西日が強い場所には、耐暑性の高い宿根草を配置し、季節ごとに表情を変える植栽計画を立てることが理想的です。土壌の乾燥を防ぐために、マルチング(ウッドチップなどで土を覆う)を施すことも検討しましょう。
NIWARTが提案する南側の庭づくり
NIWART(ニワート)は、お客様一人ひとりのライフスタイルと土地の個性を融合させた、唯一無二のガーデンデザインを追求しています。南側の庭においては、単なる造園にとどまらず、建築との調和や将来のメンテナンス性まで考慮したトータルな設計を心がけています。最新の3Dパースを用いたシミュレーションにより、四季折々の日の入り方や視線の抜け方を事前にご確認いただけるため、完成後のギャップを防ぐことが可能です。理想の庭を具現化するために、プロの視点から最適な素材と配置をご提案いたします。
まとめ
南側の庭は、適切なデザインを施すことで、家族の暮らしを豊かに彩る最高の資産となります。日当たりを享受するための配置、暑さへの対策、そしてプライバシーの確保という3つの要素を軸に、ライフスタイルに合った設備や植物を選定することが大切です。NIWARTでは、機能性と美しさを兼ね備えた外構・造園プランを通じて、お客様の心地よい屋外生活をサポートいたします。南側の庭活用にお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
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この記事を書いた人

安田良平
「お客様目線でのサービス提供」がモットーのエクステリアプランナー。
お客様の生活スタイルに合わせたより良いエクステリアの提案、
施工を行っております。
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