2台用ワイドカーポートの選び方。種類・サイズ・価格と失敗しないポイントを解説
2022年06月15日
カテゴリ: コラム
2台用ワイドカーポートの選び方。種類・サイズ・価格と失敗しないポイントを解説
車を2台所有しているご家庭や、1台でもゆったりとした駐車スペースを確保したい場合に検討されるのが「ワイドカーポート」です。一般的な1台用と異なり、柱の位置や屋根の大きさが外構全体の印象を大きく左右します。香川県でエクステリア設計・施工を手掛けるNIWARTが、ワイドカーポートの種類やサイズ選び、設置時の注意点を専門的な視点で解説します。長く愛用できる快適な車庫スペースを実現するために、基本知識を深めていきましょう。
目次
ワイドカーポートの基本構造とメリット
ワイドカーポートとは、一般的に車2台を並列で駐車できる幅(約4.8m〜6.0m程度)を持つカーポートを指します。1台用を2つ並べるよりも柱の数が少なく済むケースが多く、見た目がすっきりとまとまるのが特徴です。雨天時の乗降がスムーズになるだけでなく、車を1台しか停めていないときは、空いたスペースを自転車置き場やDIY作業の場として活用できる汎用性も備えています。
横幅の広さがもたらす利便性
ワイドタイプの最大の利点は、中央に柱がない(あるいは少ない)構造により、車の出し入れが非常にスムーズになることです。バックでの駐車や切り返しが必要な狭い敷地でも、間口が広いことで心理的なプレッシャーが軽減されます。また、小さなお子様がいるご家庭では、ベビーカーの出し入れやチャイルドシートへの乗せ降ろしも、雨に濡れることなくゆとりを持って行えます。
主なワイドカーポートの種類
ワイドカーポートには、構造の違いによりいくつかのタイプが存在します。敷地の形状や予算に合わせて最適なものを選ぶことが重要です。
一体型(2台用ワイドタイプ)
最初から2台分の屋根として設計されているタイプです。1枚の大きな屋根を左右の柱で支える「両支持構造」が一般的です。梁が1本で通っているため、見た目がフラットで洗練された印象を与えます。デザイン性に優れた製品が多く、LIXILのSCシリーズやYKK APのエフルージュシリーズなどが人気を集めています。
合掌タイプ(M合掌・Y合掌)
1台用のカーポートを2台連結させて作るタイプです。屋根の中央でつなぎ合わせる「M合掌」と、柱を中央に寄せて左右に屋根を広げる「Y合掌」があります。敷地の幅が左右で異なる場合や、将来的に1台分を増設する可能性がある場合に適しています。ただし、接続部からの雨漏り対策や、中央の柱による有効幅の減少には注意を払う必要があります。
失敗しないサイズ選びのポイント
カーポート選びで最も多い失敗は「思ったより狭かった」というサイズ感の不一致です。カタログ上の数値だけでなく、実際の車のサイズと動きを考慮して決定しましょう。
車種に合わせた有効幅の計算
軽自動車2台であれば幅4.8m程度でも収まりますが、普通乗用車(ミニバンやSUV)を2台並べる場合は、最低でも5.4m、余裕を持つなら6.0mの幅を推奨します。車体の幅だけでなく、ドアミラーの分も含めて検討してください。また、将来的に大きな車種に買い替える可能性も考慮に入れておくことが、長期的な満足度につながります。
ドアの開閉と動線の確保
駐車した状態でドアが全開にできるか、あるいは柱がドアの開閉位置に重ならないかを確認します。特にワイドタイプは柱が敷地の境界線ギリギリに立つことが多いため、乗降スペースを確保した上で、玄関アプローチへの動線が塞がれないような配置計画を立てることが不可欠です。
デザインと機能性を両立させるコツ
カーポートは住宅の前面に設置されることが多く、住まいの顔となる重要なエクステリア要素です。機能性だけでなく、視覚的な美しさも追求しましょう。
建物の外観との調和
屋根の形状(アール型かフラット型か)や、アルミのカラーバリエーションを住宅のサッシや外壁の色と合わせることで、一体感のある外構が完成します。最近では、天井材に木目調のラッピングを施した高級感のあるモデルも登場しており、夜間のライティングと組み合わせることで、ホテルライクなカースペースを演出することも可能です。
耐風・耐雪性能の確認
ワイドカーポートは屋根面積が広いため、風の影響を強く受けます。お住まいの地域の基準風速を確認し、必要に応じてサポート柱(着脱式)の設置を検討してください。また、香川県内でも積雪が予想される地域では、耐積雪性能(20cm〜50cm対応など)を重視した製品選びが必要です。折板屋根タイプなどは強度が非常に高く、災害対策としても有効な選択肢となります。
NIWARTが提案する上質なカースペース
NIWARTでは、単にカーポートを設置するだけでなく、建物との調和や生活動線を踏まえたトータルな外構デザインを提案しています。高松市を中心とした地域特性を理解し、風土に合った耐久性の高い製品選定と、確実な施工を行っています。ワイドカーポートの設置は、基礎工事の規模も大きくなるため、地中の配管確認や土間コンクリートの勾配設計など、専門的な知識を持つプロにお任せいただくのが安心です。
まとめ
2台用のワイドカーポートは、利便性と意匠性の両面で暮らしを豊かにしてくれる設備です。種類、サイズ、耐候性能、そしてデザインの4つの軸で検討を進めることで、理想のカースペースが実現します。設置後の後悔を防ぐためにも、図面上で車と人の動きをシミュレーションし、ライフスタイルに最適な一台を選びましょう。具体的な製品選びや施工費用については、ぜひ一度専門業者へご相談ください。
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この記事を書いた人

安田良平
「お客様目線でのサービス提供」がモットーのエクステリアプランナー。
お客様の生活スタイルに合わせたより良いエクステリアの提案、
施工を行っております。
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