庭にウッドチップを敷くメリット・デメリット。種類別の選び方や失敗しない施工のポイント
2022年05月05日
カテゴリ: コラム
庭にウッドチップを敷くメリット・デメリット。種類別の選び方や失敗しない施工のポイント
庭の景観を整え、心地よい空間を作るための選択肢として「ウッドチップ」が注目されています。天然素材ならではの温かみや香りは、無機質な砂利や人工芝にはない魅力です。しかし、導入にあたっては維持管理や虫の発生、耐久性など、事前に把握しておくべき注意点も存在します。この記事では、外構・エクステリアの専門会社であるNIWART(ニワート)の視点から、ウッドチップの種類、メリット・デメリット、施工のポイントを詳しく解説します。
目次
- 庭にウッドチップを敷く主なメリット
- 導入前に確認すべきデメリットと対策
- ウッドチップの種類とそれぞれの特徴
- 失敗しないための正しい敷き方と施工のコツ
- NIWARTが提案するウッドチップを活用した外構デザイン
- まとめ
庭にウッドチップを敷く主なメリット
ウッドチップを庭に敷くことで、機能面とデザイン面の両方で多くの恩恵が得られます。天然の木材を細かく砕いた素材であるため、環境負荷が低く、自然な庭造りを目指す方に最適です。
優れた防草効果と雑草対策
厚めにウッドチップを敷き詰めることで地面への日光を遮断し、雑草の成長を抑制します。完全に防ぐことは難しいですが、生えてきたとしても根が浅く、抜きやすくなるのが特徴です。また、泥跳ねを防ぐ効果もあり、雨の日の歩行や建物の汚れ防止にも役立ちます。
高いクッション性と安全性
ウッドチップは衝撃を吸収する性質があるため、小さなお子様やペットが走り回る庭に非常に適しています。転倒時の怪我のリスクを軽減できるだけでなく、足腰への負担も抑えられるため、ドッグランの床材としても人気があります。
癒やし効果と消臭・抗菌作用
ヒノキやスギなどのチップは、敷いた直後から心地よい木の香りが漂います。これにはフィトンチッドという成分が含まれており、リラックス効果や消臭・抗菌作用が期待できます。庭全体が森林浴のような空間に変わり、近隣へのペットの排泄臭対策としても有効です。
導入前に確認すべきデメリットと対策
メリットが多いウッドチップですが、天然素材特有の性質ゆえの欠点もあります。これらを理解した上で導入を検討しましょう。
経年劣化による定期的な補充が必要
ウッドチップは時間とともに分解され、最終的には土に還ります。そのため、1年から2年に一度は減った分を補充する手間とコストがかかります。これを放置すると防草効果が薄れてしまうため、継続的なメンテナンスが必要です。
湿気によるカビや虫の発生リスク
日当たりの悪い場所や水はけの悪い場所に厚く敷きすぎると、湿気がこもりカビが発生することがあります。また、湿った環境を好むダンゴムシやクモなどの虫が集まりやすくなる点も考慮すべきです。水はけの良い下地作りが重要になります。
落ち葉などの掃除が難しい
砂利と同様に、ウッドチップの上に落ちた小さな木の葉やゴミを箒で掃くのは困難です。無理に掃くとチップまで一緒に動いてしまうため、ブロワーで吹き飛ばすか、手で拾う必要があります。周囲に落葉樹が多い場合は、設置場所を工夫しましょう。
ウッドチップの種類とそれぞれの特徴
使用する木材の種類によって、見た目や機能性が大きく異なります。庭の用途に合わせて選びましょう。
ヒノキチップ:香りと耐久性に優れる
高級感があり、非常に香りが強いのが特徴です。耐久性が高く、他の木材に比べて腐りにくいため、長く美しさを保ちたい場所に向いています。抗菌作用も強いため、清潔感を重視する庭に適しています。
スギチップ:コストパフォーマンスが良い
比較的安価で手に入りやすく、広い面積に敷きたい場合に適しています。ヒノキに比べると柔らかく、クッション性が高いのがメリットですが、分解されるスピードはやや早めです。
バークチップ:装飾性が高く虫がつきにくい
樹皮(バーク)を加工したもので、一粒が大きく赤茶色をしています。見た目が非常にスタイリッシュで、モダンな外構によく馴染みます。内部に油分を含まないためシロアリなどの虫がつきにくいという利点もあります。
失敗しないための正しい敷き方と施工のコツ
ただ地面に撒くだけでは、ウッドチップの性能を十分に発揮できません。プロの現場でも行われる重要な手順を紹介します。
防草シートの併用が成功の鍵
ウッドチップだけで雑草を完全に抑えるのは限界があります。まず地面を平らに整地し、質の高い防草シートを敷いた上にウッドチップを重ねるのが正解です。これにより、下から雑草が突き抜けるのを防ぎ、チップが土と混ざって劣化するのを遅らせることができます。
適切な厚みを確保する
一般的には5cmから10cm程度の厚みで敷き詰めるのが理想です。薄すぎると地面が見えてしまい、厚すぎると通気性が悪くなりカビの原因になります。歩く場所であれば、沈み込みを考慮して少し厚めに設定するのがポイントです。
NIWARTが提案するウッドチップを活用した外構デザイン
NIWARTでは、静岡県浜松市を中心に、自然素材を活かした庭造りを提案しています。ウッドチップは、タイルやレンガといった硬い素材とのコントラストを生み出すアクセントとして非常に優秀です。例えば、アプローチの脇にバークチップを配置して植栽を引き立てたり、主庭の一部をヒノキチップのプレイスペースにしたりと、お客様のライフスタイルに合わせた最適なプランを構築します。メンテナンスの頻度や将来的な土への還元までを見据えた、持続可能な外構設計をサポートいたします。
まとめ
ウッドチップは、庭に自然な美しさと安らぎをもたらす素晴らしい素材です。防草や安全性の向上といったメリットがある一方で、補充の手間や湿気対策といった課題もあります。しかし、正しい種類選びと適切な施工を行うことで、それらのデメリットを最小限に抑え、理想のガーデンライフを楽しむことが可能です。ご自身の庭に最適な素材や施工方法について詳しく知りたい方は、ぜひ一度NIWARTへご相談ください。
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- 施工実績一覧 – ウッドチップや天然素材を活用した、実際の外構デザイン事例を多数掲載しています。
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この記事を書いた人

安田良平
「お客様目線でのサービス提供」がモットーのエクステリアプランナー。
お客様の生活スタイルに合わせたより良いエクステリアの提案、
施工を行っております。
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